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【 ロボロック S8 Pro Ultra】文句なしの高性能!使って感じたメリット・デメリット

新居に引っ越したタイミングでパナソニックのロボット掃除機Ruloを購入し3年間使ってきました。期待通りの働きでしたがトラブルの多さに辟易し買い替えを決断。

障害物回避能力が高く、水拭き掃除もできるロボロックS8 Pro Ultraを借りて試してみました。実際に使ってみると感動的!技術の進化に驚きました。

ロボロックS8 Pro Ultraについてまとめます。

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ロボロック S8 Pro Ultraをレンタル

まずは今回の買替え検討に至った経緯、我が家がロボット掃除機に求めること、使って感じたことを大まかに紹介します。メリット・デメリットは記事後半で。

パナソニック Ruloを買い替える理由

パナソニックRuloの買い替えを考えた理由は、とにかく故障・トラブルが多いこと。3年ちょっと使いましたが年に1度はメーカー修理が発生。詳細を書くと、

  • 1年目:基地に戻れなくなった→本体シャシーを全交換
  •   〃 :やはり基地に戻れない→本体を新品に交換
  • 2年目:マップが描けなくなった→マップ関連の基盤を交換
  • 3年目:ブラシ付け根部品が破断→ブラシ周りの部品全交換
  • 4年目:電源が入らなくなった→基盤を全交換

4年目は部品有償でしたが直してもらえたことは感謝してます。ただ、掃除機ありきで時間配分を考えているので、1ヶ月も入院されると家事負担は激増。

これ以上我慢できないと買替え検討に至りました。

我が家の鍵は障害物回避

北欧のデザイナー家具やビンテージ家具が並ぶ我が家。ロボット掃除機に求めたことは家具にぶつからないことでした。

4年前の購入当時、ぶつからないという点ではパナソニックRuloの性能が群を抜いてました。値段も高かったですが迷うことなくRuloを選択、実際に使ってもその性能は抜群でした。

※詳しくはこちらの記事で紹介しています。

犬を飼い始めると掃除も変わる

購入時と事情が変わったのは犬を飼い始めたこと

トイレ周りの汚れが気になり水拭きの頻度が増えます。電動回転モップで多少楽にはなりましたが(こちらの記事)、自動ではないので時間も手間もかかります。

また、毛足の長い犬なので抜け毛の掃除も大変です。特に換毛期は日に3度掃除機をかけることも。そうなると、ダストボックスを毎回掃除するRuloが煩わしくなります。

3ヶ月レンタル、早く試せばよかった

ヤマダ電機の店員さんによると、ロボロックS8 Pro Ultraがおすすめとのこと。ポイントは

  • 今まで販売して故障はほとんどない(店員談)
  • 水拭き掃除も同時にできる
  • 吸引力はRuloの倍以上
  • 自動でモップ洗浄・ごみ収集ができる
  • センサーとカメラで障害物回避は抜群

と、欲しい機能が全て揃って良いことばかり。

とはいえ使ってみないと分からないので、レンティオで3ヶ月レンタルすることに。使い始めて2ヶ月ちょっとですが期待以上の性能に驚くばかりです。

S8 Pro Ultraのメリット

ここからはS8 Pro Ultraを2ヶ月ちょっと使って感じたメリットを紹介します。あくまでRuloに比べてというニュアンスですが、文句なく高性能だと思います。

正面カメラでぶつからない

我が家の第1優先事項「障害物の回避性能」ですが、比較ポイントは大きく4つ。正面カメラのあるS8に軍配が上がりました。

  • 家具(主に椅子)の丸脚
  • 厚み1cm以下の金属板脚
  • フロアランプの台座
  • 2cm厚のカーペット

家具の丸脚(Rulo ◎ S8 ○):Ruloは脚から1cmの距離をとって旋回しながら掃除。S8も同様に回避しますが、行き止まりからバックで脱出する際にバンパーが接触することがありました。

金属板の脚(Rulo × S8 ◎):Ruloは認識できず激しく衝突するのでプラダンを巻き付けて対策してました。S8はちゃんと認識して回避するのでプラダン無しで使えます。

フロアランプの台座(Rulo × S8 ◎):Ruloは認識できずリフトアップして乗り越えようとしてました。S8は台座を認識して手前で回避。旋回して周りを掃除します。

2cm厚のカーペット(Rulo ◎ S8 ◎):どちらもカーペットを認識して設定通りに動作します。Ruloはリフトアップ、S8はブラシアップ・吸引強といった感じです。

同時に水拭きができる

Ruloには水拭き機能はないのでRollan(水拭きロボット)を併用してました。機能が全く違うので比較になりませんが、S8が圧倒的に優秀です。

Rollanには間取り認識機能がありません。扉を閉めた6畳間など閉じた空間には便利ですが、「家全体の水拭きを自動で」といったことはできません。

その点、S8は間取りを認識するので、ぐるっと1周して間取りを作りマス目を埋めるように端から水拭きします。設定時間に応じて自動でモップを洗浄するので、汚れを塗り広げることもなく安心です。

電池の持ちが良く充電も早い

動いている時間はどちらも140分で変わりませんが、電池の持ちと充電時間の違いからS8の方が掃除時間は圧倒的に短くなりました。

Ruloの場合は75㎡を掃除する間に、3時間程度の充電が1~2回必要でした。これに対してS8は途中充電不要なので、掃除時間で比較すると3~6時間の違いになります。

その後の充電も早いので、午前中1回、夕方に1回動かしても電池切れになりません。特に犬の換毛期にはとても助かります。

ドックはかなり便利

ドック付き掃除機は初めてですがとても便利に感じました。ダストボックスの掃除がなくて便利とは思ってましたが、そんな単純ではなかったです。

Ruloの場合、掃除途中でダストボックスの掃除をしないと掃除後半はほとんど吸えない状態でした。S8は掃除途中で集めたゴミをドックに吸い上げるので、広範囲・長時間の掃除でも吸引力が落ちません

また、紙パック内蔵も便利。パックの口を閉じて取り出し捨てるだけ。スティック掃除機でボックスを掃除していたRuloとは比較になりません。

アプリで細かい設定ができる

Ruloでもスケジュールや掃除エリアの設定はできましたが、S8の場合、吸引強度、水拭き強度、エリアごとの掃除順序など事細かに設定できます。

驚いたのはフローリングやタイルの向きも設定できること。デリケートな無垢フローリングでも継ぎ目のダメージは最小限になりそうです。

また、ドック操作として、ゴミの吸い上げ、モップ洗浄、乾燥、洗浄水の残量もアプリから操作・確認できて便利です。

ちょっと気になるところ

高性能ぶりに驚くばかりですが、デメリットもいくつかありました。気になった点をまとめます。

値段が高い

最上位機種とはいえ20万円はかなり高額です。4年前のRuloの値段は14万円でした。ドックが追加、カメラも装備されてと性能で考えれば順当ですが、ちょっと手が出ないなと感じます。

サイズが大きい

ドック無しのRuloから見るとかなり大型です。新築時に用意したRulo基地は高さがないのでおさまりません。その分、水もゴミもたくさん溜められるので、仕方ないかと思います。

黒系の落ち着いた配色、筐体・本体表面も梨地でテカリ感がないので、リビングに置いても悪目立ちはしません。大きさの割に収まり感は良さそうです。

我が家はサイドボードの横に置いてますが思ったより馴染んでます。

音が大きい

吸引強度の設定にもよりますが、通常強度でもそこそこうるさいです。テレビを見てる時に近くに来ると、結構わずらわしく感じます。ウェブ会議中などは必ず停止です。

Ruloが静かだったので比較するとうるさい印象。ダイソンのスティック掃除機(v12)と比較しても圧倒的にS8がうるさいです。

角掃除は苦手

部屋の四隅や壁際の掃除は圧倒的に三角+両側ブラシのRuloが優秀。障害物ギリギリまで近づき角を突っ込んで掃除するので、細かいところまで掃除ができています。

S8は丸型でサイズも大きいので細かい部分には入り込めず。大雑把に障害物を避けることもありちょっと気になるところ。どうしてもって時はスティック掃除機や回転モップを併用します。

モップの換えは必須

モップの洗浄・乾燥機能はついてますが、モップクロスは定期的に取り外して洗うほうが良さそうです。生乾き臭が家中に蔓延したことがあります。

クロスやブラシといった消耗品はAmazonでも購入でき良心的な値段です。クロスは数枚替えを用意しておき、2~3日ごとに洗って付け替えが必要だと感じました。

まとめ、買い替える?

最上位機種だけあって性能面では文句はありませんが、問題は値段。10~15万円ぐらいを想定していたので20万円は想定外。気持ちの整理がつきませんでした。

購入直前まで悩みましたが、最終的には1つ下のグレード「Q Revo」を購入。カメラ有無の違いがあり回避性能は少し劣るそうですが、S8の半額という値段が決め手でした。

次回の記事では、「ロボロック Q Revo」について S8 Pro Ultra/パナソニックRuloと比較して紹介します。

今回ご紹介した商品はこちらです(広告商品リンク)
タイムセールとかやってるとお買い得ですね。Amazonだと16.9万円というセールは見かけました。

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