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家電

タイル床52畳を水拭きするのは辛い、電動回転モップで楽々時短!

2023年1月1日

年末恒例の大掃除がやってきました。以前の賃貸に比べると家の広さは3倍になりましたが、ロボット掃除機や窓掃除ロボットの導入で、同時進行でできる作業が増えて効率はよくなっています。ありがたい限りです。

さて、そんな自動化された掃除の一方で、「床の水拭き」は以前と変わらず、面倒で体に応える億劫な作業のまま。そこで、電動回転モップを使い水拭き掃除の負担を減らせないか試してみました。結果は、予想以上に「便利」で「時短効果あり」です。

今回の記事では、実際に使ってみた「GOBOT 電動回転モップ」について、「導入を決めた理由」「導入して良かった事」「使ってみて分かった事」をまとめます。

電動回転モップを導入した理由

大掃除で億劫な「床の水拭き」を楽にしたい。ほったらかしできる水拭きロボットにも期待しましたが、残念ながら我が家には役不足。考えた末、電動回転モップを導入しました。まずは「電動回転モップの導入を決めた理由」から紹介します。

掃除機はRULOで十分

水拭きの前に窓枠・家具・巾木の埃を床に落として、ロボット掃除機「RULO」でまとめて吸い込みます。非接触センサーで家具にもぶつからないので完全お任せ掃除。RULOが動いている間に他の掃除や買い出しを済ます事ができ本当に便利です。問題はその後の水拭き。

クイックルはシート交換が面倒

RULOの掃除が終ると次は水拭き。今まではクイックルワイパーをつかってました。

52畳もある水拭き範囲を数時間かけてゴシゴシ拭いて回るのは、濡れ雑巾より楽なクイックルワイパーでも重労働。拭き終わりまでには、何度もシート交換が必要です。「屈んでシート交換」「立ち上がってゴシゴシ拭き掃除」を繰り返すと終わる頃には腰がバキバキです。

これはなんとか楽にしたい。

水拭きロボットは掃除面積がネック

真っ先に思いついたのは水拭きロボット。ブラーバ(iRobot)・ローラン(Panasonic)など、複数の機種が販売されてます。

調べた結果、我が家で水拭きロボットはハードル高め。問題は52畳の水拭き範囲です。ブラーバの最上位機種「m6」だけが60畳まで掃除できますが、買って試してみるには値段が高い。下位機種やローランだと、掃除可能範囲は20畳程度と役不足です。

レンタルでm6の掃除効果を確認した上で改めて考える事にし、今回の大掃除では水拭きロボットは見送りました。

電動回転モップを導入

ロボットの完全お任せは見送ったので、クイックルより楽に水拭きする他の方法を考えます。結果、見つかったのは電動の回転モップ。

先端についたモップパッドが高速回転して床を拭き上げるのでゴシゴシは不要、モップをもって歩き回るだけなので楽になりそう。さらに、パッドは洗えば何度も使えるので経済的。種類がたくさんあって悩みましたが、比較的口コミが良い「GOBOT 電動回転モップ」を選びました。

電動回転モップを導入して良かったこと

早速、届いたばかりの回転モップを使って掃除しました。実際に使ってみて感じた導入メリットを次の通りです。

52畳のタイル床をたった1時間

高速回転(200回転/分)するパッドのおかげで水拭きがスイスイ進みます。今まで数時間かかっていたタイル床(52畳)の水拭きが1時間に短縮。この時短効果は助かります。

さらに、薄めた中性洗剤を床にスプレーしておけば、浮いた汚れを拭き取れるので水拭きの効果もUP。クイックルより綺麗になります。汚れが気になってきたら、パッドを洗って絞ってマジックテープで固定するだけで交換完了。お手軽です。

軽いので片手で楽々

使ってみて驚いたのは本体の軽さ。本体重量は実測で1.1kgでした。クイックルワイパー(0.6kg)に比べれば重さは感じますが、スティック掃除機(1.3kg)よりも軽く片手で十分。軽々と持ち上げられるので、階段の踏み面・蹴込みをまとめて水拭きできます。

家具の下も楽々水拭き

ゴシゴシと力が必要なクイックルでは水拭きしづらかった家具の下も、力不要の回転モップだと楽々。持ち手部分は左右180度・上下90度で可動。完全に倒す事もでき、その時の高さは10cm以下。椅子やテーブル、ボードの下も動かすことなくしっかり水拭きできます。

日常的に使いやすい

今まで日常的な掃除はRULOの掃除機のみ。水拭きは年末の大掃除とキッチンで油汚れが気になる時だけ。手軽に水拭きできるので、今後は掃除頻度が増えそうです。

犬を飼い始めて2ヶ月経ちますが、毎回足を拭いていても玄関や中庭の出入口などで汚れが気になってます。その他、浴室や洗面など水回りも水垢が気になります。薄めた洗剤をスプレーすればパッドを濡らす必要もないので、気になった時にさっと使えて便利です。

GOBOT 回転モップの実際

AmazonのカスタマーQ&Aには多くの質問が寄せられてました。実際に購入したものでの実測値や感じた事をまとめます。

侵入できる最小の隙間

持ち手を倒しパッドを取り付けた状態でのヘッドサイズは縦15.5cm 横31cm 高さ9.5cm。持ち手込みの高さは78cm、付属の延長パイプを使う110cmに延長可能。このため、幅16cm 高さ10cm 奥行き95cmがこのモップが侵入できる最小の隙間です。

モップパッドの大きさ・取り付け

モップパッドは直径15.5cm 厚み1.5cmの円形。購入したセットには合計4枚のパッドが付属。洗って絞ればすぐ使えるので4枚あれば十分。水拭用・乾拭用や床用・窓(壁)用と分けて使えます。

取り付けは本体についたマジックテープに貼り付けるだけでお手軽ですが、円形のパッドなので中心を外すと回転時の軌道がブレて使いにくい。パッドを半分に折り台座にあるうっすらした線(ヒケ?)に合わせて貼ると上手く取り付けできます。

充電時間と使用可能時間

充電にかかる時間は約3時間で、1回の充電で使える時間は約1時間。52畳の床でも1時間で足りたので十分に実用的だと思います。充電ケーブルは差し込み部から先端まで150cmと長さは十分。アダプターは小ぶりなので、一般的な2口コンセントでも下側を使えば上側は他に使うことができる程度の大きさです。

実際に掃除した場所

実際に掃除した場所では、床はタイル貼りと畳。壁や立ち面では屋内壁(タイル)、内装扉(メラミン)、窓(ガラス)、風呂場(塩ビ鋼板)に使用しました。軽いので壁面でも使いやすく、延長パイプを外した短い状態だと取り回しもしやすいです。

最後に

水拭き掃除の負担軽減、時短のために導入したGOBOT 電動回転モップについて紹介しました。「綺麗になったか?」と聞かれると、グレーのタイル床なので、見た目の変化は感じにくくはっきり言い切れません。ただ、パッドを洗った時の汚れた水や裸足で歩いた時の感覚は明らかに違うので、綺麗になったと感じています。

特別な洗剤を使うプロの作業とは違うので、日常的な拭き掃除で汚れの蓄積を防ぐという考えが正しいようにも感じます。この点は水拭きロボットや窓掃除ロボットと同じような使い方がよさそうです。

最後まで読んで頂きありがとうございます。次回の家電記事は「iRobot ブラーバジェットm6」について書く予定です。

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