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エネルギー

太陽光・蓄電池で購入電力が大幅減!導入1週間の効果と課題

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前回までの記事では、我が家に導入した蓄電システム太陽光の仕様・使用環境工事状況を紹介しました。(各記事にリンクはってます。)

今回の記事では、導入1週間で分かった以下の点についてまとめます。

  • 購入電力をどの程度減らせたか?
  • 電気代をいくら減らせたか?
  • 太陽光 5.6kWh・蓄電池 4.9kWhは十分か?
  • 今後のに向けた課題はあるか?

参考までに我が家の電力スペックです。

  • オール電化(エコキュート・IH)
  • 温水蓄熱式床暖房(75畳)
  • 契約アンペア:10kVA
  • ピーク月の電気代・消費電力:36,000円・1,175kWh(2022年1月分)

これから新築の方や電力設備導入の方の参考になれば嬉しいです。

導入1週間で確認できた効果

購入電力を44%削減

まず一番はっきりと効果が見える点は購入電力の削減。太陽光電力の自家消費により1週間合計で44%の購入電力を削減できました。電気代の値上がり幅をリセットできるほどの十分な効果です。

下のグラフの通り、昼間電力(単価約40円/kWh)の購入がほぼゼロになり、1週間で2,705円を削減できました。このペースで1ヶ月推移すれば、月換算13,400円も電気代が減ることになります。効果絶大です。

1日での購入電力推移(導入前・後)

深夜電力比率が70%まで上昇

オール電化住宅の場合、購入電力の中で深夜電気の割合を増やすと電気代を削減できます。深夜電気比率は導入前の42%に対して、導入後は70%と大幅に増えています。

ポイントになるのは深夜電気・太陽光発電以外の時間帯、具体的には朝(6時〜10時)と夕方以降(16時〜25時)です。この時間帯で活躍するのが蓄電池

先ほどのグラフでは、朝の時間は充電した深夜電気・夕方以降には充電した発電余剰電力を使っています。朝は購入はほぼゼロ、夕方以降17時〜20時でも半分以下に削減できています。

余剰電力売電は27.1kWh

売電契約の手続き中なので、蓄電システム上で売電と表示されている(自家消費・蓄電以外)電力量を元にした試算です。売電単価17円で460円の売電収入になります。1ヶ月で考えると1,842円。少なくない金額です。

ただし、56%の電力は購入してるので、売電単価を考えるとこの27.1kWhは自家消費にして売りたくないものです。

導入後1週間での電気代削減効果

ここまでの導入後1週間での電気代削減効果をまとめます。

  • 太陽光電力への置き換えで▲2,705円(▲10,820円/月)
  • 昼間電気から深夜電気への置き換えで▲185円(▲740円/月)
  • 余剰電力の売電収入で▲460円(▲1,840円/月)
  • 合計削減額:3,350円(▲13,400円)

以前に比べると3〜4割電気代が上がっているので、この削減額で±0といったところです。理想を言えば半分以下になれば良いのですが...。

後半では、1週間使ってみて分かった「理想に至らない理由」「課題点」を紹介します。

導入して分かった課題

5.6kWhの太陽光は冬には発電力不足

この1週間の総発電量は94.2kWh、対して消費電力は153.6kWhです。絶対的に足りてません。さらに、ほとんど床暖房を使っていません。今後、床暖房を本格的に稼働すると発電量の割合は3割程度まで下がってくるはずです。

オール電化の冬は消費電力が大幅に増える一方、日射時間が短く発電量が足りなくなります。とはいえ、これ以上パネルを積載すると他の季節で電力が大幅に余ります。冬に購入電力を減らすには、短い発電時間でうまく消費・蓄電のマネジメントがポイントです。

蓄電池 4.9KWh だけでは蓄電力不足

食洗機や洗濯乾燥など消費電力の大きいものを昼にシフトし、余剰電力で蓄電池を満タンに充電してます。それでも電気余り(売電)が発生します。追加で消費を増やすプランを考えました。

  1. エコキュートの昼間稼働(手動わき上げ/お天気リンクEZの導入)
  2. 食事のおかずを昼間に作り置き(ホットクックなど活用)
  3. 太陽光で床暖房を運転し蓄熱

1・3は消費電力が比較的大きく有力な選択肢。2は夕方以降の消費電力(=IHヒーター)を減らすアプローチです。ただし、リンクEZ以外は自家消費に振り回され煩わしさもあります。

一方で、太陽光で充電した4.9kWhは16時〜20時でほぼ使い切り。10kWhあると深夜までつながりそうですが、発電量・消費時間帯・蓄電力を比べると蓄電力は否めません。ただし、蓄電池の値段では削減コストには見合いません。

昼間電力の購入ゼロにはV2H(EV)が必要

投資コストを抑えつつ購入電力削減・太陽光100%自家消費を目指すには、補助金が潤沢なV2H・EVの導入が最有力。各種補助金を活用すれば(EV車両+V2H)でもHV車のコストと遜色ありません。

資材不足、日産SAKURA発売、V2Hへの高率補助金といった背景からV2Hの在庫も逼迫。V2H・EV(ARIYA)ともに発注済みですが、V2Hは2月以降、EVは来年度の納車予定になっています。なかな思うようにはいきません。

太陽光・蓄電池の導入効果 まとめ

最後に「太陽光・蓄電池の導入効果と課題」をまとめます。

  • 太陽光電力で購入電力を週あたり2,705円削減できた
  • 深夜電気の割合が70%まで上昇し、週あたり185円削減できた
  • 余剰電力は売電し460円の収入
  • オール電化の冬は5.6kWhの太陽光では賄えない
  • 蓄電池4.9kWhは4時間程度しか持たない
  • 投資コストからV2H・EVの導入がベスト

最後まで読んで頂き有難うございます。次回は「トライブリッド蓄電システムの設定・クラウド連携」について紹介します。トライブリッド単体の設定は限られていますが、クラウド連携すると追加の便利機能を活用できます。

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