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入居4年目の外構工事 再工事に至った理由と工事の概要

入居4年目の外構工事 再工事に至った理由と工事の概要

この家に入居した当時はコロナ禍の真っただ中。慣れない感染症対策、初めての在宅勤務に戸惑いながらスタートした新生活でした。

それから3年が過ぎた現在、当時と比べると我が家の生活スタイル・環境は大きく変化。そんな変化に対応するため4年目にして外構の再工事を行いました。

今回から数回に分けて「入居4年目の外構工事」について紹介します。まずは工事計画、大掛かりな計画になりました。

工事の概要

大まかですが工事の概要は次のとおりです。

  • 全滅したトクサの除去
  • 土留めブロックを設置と客土入れ
  • メッシュフェンスの設置
  • アプローチ脇の植物を移植
  • アプローチの砂利敷き撤去
  • 土間コン(駐車場拡大・20平米)
  • 門柱・インターホン移設
  • クラピアの除去と客土入れ
  • 芝生張り
  • 庭全体の植栽剪定

一連の工事のうち、メッシュフェンスの設置・クラピア除去芝生張りはDIYで行い、他はいつもお世話なっている植木屋さんにお願いしました。

工事にかかった費用

工事にかかった費用は総額で68万円。思ったよりかかった印象ですが、比較的高額だったのは

  • 土間コン打設:12万円
  • 残土堀削・運搬・処分:7.8万円
  • フェンス(10m):7万円
  • フェンスコア抜き:3万円
  • 土留めブロック設置:9万円
  • 移植(9本):5万円
  • 芝生(20平米):2.5万円

といったところです。これで工事費の7割で、その他、客土・土入れ・転圧・剪定・諸費用など細々と積み上がります。

発端は新しい家族

夫婦2人暮らしでしたが、一昨年の冬にバーニーズマウンテンドッグの子犬を迎えました。それから生活が一変。

朝夕の散歩から休日のお出かけまで全て犬中心になった中、雪の中で遊ばせたいと最近は縁のなかった雪山に行くことに。

しかし、我が家の車は2WD。平地ならスタッドレスでなんとかですが雪山となると話は別。4WDが必要です。

ここから4年目の外構工事が玉突きのように動き出しました。

まずは駐車場

 

 

もう1台の車を止めるためには駐車スペースの確保が必要です。既存の駐車スペースは幅3mですが、隣接する玄関アプローチ(幅1.5m)と植栽スペース(幅1m)を使えば幅5.5mが確保できます。

「和の空間にこだわった砂利敷きのアプローチ」と「汗水流してDIYで作ったの植栽スペース」ですが、愛犬の前ではどこへやら。自分たちのことながら、都合の良い理由はいくらでも出てきます。

砂利アプローチは手間がかかる

まずは砂利敷きのアプローチ。新築時は「お寺の参道みたいで雰囲気が良い」と盛り上がりましたが、3年も経つとかなり現実が見えてきます。具体的には、

  • 落ち葉が砂利に入り込んで掃除が大変
  • 細かい雑草が生えて草抜きが面倒
  • 砂利がどんどん減っていく

「音で人の出入りがわかる」という防犯上のメリットはありますが、「愛犬のための車」というビッグワードの前にはなす術なし。撤去決定です。

落ち葉が砂利に入り込む

土間コンなら掃き掃除で済みますが、砂利敷きに落ち葉が入り込むと取り除くのは一苦労。ブロアを導入して楽になりましたが、それでも落ち葉の季節は毎日のように降ってきます。

きれいな砂利敷きを維持するための苦労ははなかなかのものです。

細かい雑草対策が面倒

砂利の下には防草シートがありますが雑草は生えてきます。白砂利なので雑草が目立つのも難点です。気になった時に抜いてましたが少し経つとまた…。簡単に抜けますが頻繁に生えてくるので面倒。周りの植物や犬のことを考えると除草剤も使えません。

砂利が減っていく

施工直後は趣のある砂利ですが、3年も経つと砂利が減って少し残念な見た目。アプローチは、人や車の出入りで砂利が散りやすくひどい所は防草シートが露出する程。犬走りの砂利と比べても圧倒的に減りが早く定期的な補充が必須です。

植栽スペースは移植可能

続いてDIYで作った植栽スペースですが、植木屋さんに相談したところ移植可能とのこと。これで罪悪感が無くなりました。生き物なので無碍にはできません。

上下水管の配管上にあるスペースなので、根張りを考えると移植する方が良いとの指摘も。こんな流れで「移植はむしろ好ましい」という理解になり積極的に移植先を探すことに。

トクサが全滅した法面に移植

南側の庭は道路に面した部分には「開放感のある天然の目隠し」兼「土留め」としてトクサを植えていました。(こちらの記事紹介してます)

ところが、昨年の夏、こちらの記事の通り暑さでトクサが全滅。

そこで目をつけたのは法面のスペース。土留めブロックを作って土を入れれば庭が広がるので、新しくできたスペースにアプローチの植物を移植することにしました。

さらにメッシュフェンスを設置すれば犬の遊び場としても使えます。不思議なことにデメリットが見つからない。

ヤスデの大量発生とクラピア

もう1つ何とかしたかったのがグランドカバーのクラピア。白い可愛い花を咲かせるクラピアですが、残念ながら撤去して芝生に張り替えることにしました。これは我が家の地域で異常発生していたヤスデ対策。

毎年春と秋に大量発生し日に数百匹のヤスデを駆除してましたが、実は薬剤で駆除したヤスデの死骸がクラピアの下に堆積してました。掻き出そうとしてもクラピアの頑丈なランナーが覆い被さり全く掻き出せず。お手上げです。

そこで、クラピアを撤去し表層の土をヤスデの死骸ごと入れ替え、ヤスデ対策としてクラピアよりランナーが弱い芝生を張ることにしました。

犬と遊べる芝生の庭もできて一石二鳥です。

2期に分けて工事

実際の工事の流れです。2期に分けて以下の通り実施しました。

  • 昨年9月上旬
    トクサ除去・土留め設置・客土入れ
  • 今年4月上旬
    植物移植・フェンス設置・砂利撤去・土間コン打設・芝生張り(DIY)

やると決めたのが真夏だったので、植物の移植や芝生張りには不適。1期目では土留めを設置して庭を広げるところまで実施しました。

年が明けて気候が緩んだタイミングで残りの工事を実施しました。GWを使って芝生張りもできたので良いタイミングでした。

工事完了後の状況

移植した植物で一部葉を大幅に落としましたが、環境変化に順応するための反応と理解してます。

計画通り車2台駐車ができ、芝生も元気に根付いてきてるのでこれからが楽しみな状況です。次回の記事では工事の詳細について紹介します。

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