お金のかかる水回りで、お風呂の値段はキッチンと並んでピンキリです。妻は檜風呂がいいと言っていましたが、手入れ大変そうだし絶対高いだろうと夢物語で話をしていました。
最終的にはTOTOサザナと、とても現実的な選択になりました。まずは、検討した4メーカーの話。後半は、ユニットバスを決めたらハウスメーカーも決まった背景、実際に選んだサザナの仕様について紹介します。
前回の水回り#1 洗面・ランドリーの記事はこちらから。
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Web内覧会 水回り#1 家事動線と実用性最優先の洗面・ランドリースペース
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見て回ったユニットバスメーカーと製品
4社と話をしながらメーカー選定をしていた頃は、ユニットバスメーカーが高級路線の製品を発売したタイミングでした。目移りしながら検討していた4社の製品について紹介します。
LIXIL スパージュ「お風呂を愛する国のバスルーム」
ハウスメーカー選びを始めた頃は、リクシルのスパージュ一択でした。「アクアフィール」という肩湯を初めてショールームで見て、衝撃を受けたのがきっかけです。
テレビやスピーカー、間接照明まである高級仕様に心がおどりました。黒のバスタブに茶色の壁面タイル、肩湯を浴びながら音楽を聴き、窓の向こうに飾ってあるロードバイクを眺めるという展示。
夫婦で自転車に乗りますが、さすがにこの展示にはドン引きでした。テンションが上がる人もいるのだろうとスルーしましたが、400万円超の定価をみて高級なお風呂に興味が湧き、他メーカーも見て回るきっかけになりました。
JAXON Circle「美しい至福のバスタイムを叶える」
表参道にあったフリッツハンセンからの帰り道、TBSハウジング渋谷でみつけました。国連大学真裏にある展示場です。ダイワハウスの3階建のモデルハウスで、ベランダに露天風呂の様に鎮座する JAXON のバスタブ。
JAXON はバスタブの販売のみなので、造作浴室との組み合わせとの説明。ハウスメーカーは2階造作風呂はやらないと理解していたので予想外ですが、浴室の隅のロゴを見てわかりました。NIKKOです。
グローエの水栓「K7」を見に行った時に、JAXONも同じショールームに展示されていました。実は、グローエもジャクソンもLIXILグループだそうです。意外でした。
NIKKO バンクチュール「MORE than BATHROOM」
訪問した中で最も高級メーカーは、石川県白山市に本社を置く陶磁器で有名なNIKKO。造作ではなくユニットバスのオーダーです。あくまでユニットバスのため防水性が高く、大手ハウスメーカーでも2階のオーダー風呂が可能です。
高級ホテルや三井ホームへの納入が多いそうです。檜風呂から総タイルの風呂、JAXONなど、圧倒される高級な展示ばかり。リクシルはロードバイクでしたが、こちらはガレージの高級外車を眺める人もいるそうです。
肝心の値段は「定価ベースで600万円ぐらいがボリュームゾーン」との事。高いものは,000万円もあるそうで、普通の家が建ちます。ハウスメーカー営業にこの話をしたら「1度だけ入れた事あるけど本当に高いです」とのこと。
ショールームは西神田にありますが、食器も沢山置いていて最後は食器を見て帰りました。その他、キッチンの絵tンジもあります。
TOTO シンラ「これがTOTOの、いたれりつくせりバスルーム」
高級風呂をみる以前の話ですが、当時、普段はシャワーしか使っていませんでした。しかも1回10分程度です。温泉に行っても、お風呂より食事が気になります。
風呂にどこまでコストをかけるか考えていた頃、TOTO SYNLAがモデルチェンジ「肩湯」が設定されたので見に行きました。TOTOショールームは何度も行きましたが、しっかりと風呂を見るのは初めてです。
担当の女性は風邪で辛そうでしたが、最後まで丁寧に説明してくれました。この時に紹介されたのが、「おそうじ浴槽」という共働きの強い味方。風呂掃除担当としては、最強のツールを前に他メーカーは全部飛んで行きました。
お掃除浴槽は、給湯器メーカーノーリツの商品です。本家ノーリツの他、TOTOやトクラスでオプション設定が可能です。当時はシンラのみ設定でしたが、後にサザナにも設定されました。
事前に洗剤をタンクに補充しておき、入浴後、風呂に蓋をして洗浄ボタンを押すと、湯抜き→水洗い→洗剤噴霧→すすぎ(複数回)と自動で風呂洗いをします。バスタブが冷える前に行う事がポイントです。
洗浄後は蓋も閉まった状態なので、遠隔操作をつけておくと外出先からお湯張りを開始できます。
次のページでは「我が家が採用したTOTOサザナ」を紹介します。