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キッチン

食洗機選び#1 帰宅時シンクがスッキリ! 共働きには海外製食洗機がおすすめ

2022年6月1日

https://iconsinmyhouse.com

一日働き帰ってきて、食事の準備と思った時、使った食器でいっぱいのシンクを見ると気が重くなりませんか?

我が家では、ついつい冷食に手を伸ばしてしまいます。

新築ではロボット掃除機や窓掃除ロボット、ドラム洗濯機、色々な時短家電を導入しましたが、一番楽になったと感じるのが食洗機

毎日、毎食のことなのでとても助かっています。

AEGの60cm食洗機を1年超使いましたが、つくづく「共働きには海外製食洗機が最適」と感じます。

これから新築予定の方、国産・海外製で迷っている方、我が家のオススメは大型海外製食洗機です。

目次(ジャンプできます)

    食洗機の選択肢

    食洗機には日本メーカーと海外メーカーと大きく2種類あります。まずは、両者の特徴、違いをまとめます。

    日本メーカーの食洗機

    国産のビルトイン食洗機メーカーは、パナソニックリンナイ三菱電機の3社。キッチンショールームを見る限りパナソニック率がかなり高く感じます。

    リンナイの一部を除き大半は引き出しタイプで、どのメーカーも浅型(40L・5人分)と深型(60L・6人分)の2種類を用意。

    日本のメーカーらしく食器乾燥・除菌・防臭・庫内清掃・静粛性では、各社かなり力が入っています。

    当たり前ですが、和食器を配置しやすい点は日本メーカーならではの工夫。地味ですが、海外製食洗機を使うとこの違いを実感します。

    海外メーカーの食洗機

    海外製食洗機メーカーは、ガゲナウ・ミーレ・ボッシュ・アスコ・AEGの5社。ガゲナウとボッシュは同じ会社なので、機能比較では事実上4社で比較することになります。

    一番の特徴は「デカい」こと。国産が外寸45cmに対して、海外製食洗機の標準幅は60cm。(45cm幅のラインナップもあります。)

    ドアも引き出しではなく、前面がガバッと開くフロントオープンタイプのみ。

    小回りを効かせたハイテク機能では国産に敵いませんが、「食器は食洗機で洗うもの」と割り切るならば、この大きさ・使いやすさ・洗浄力は魅力的です。

    実際の洗浄量

    先日我が家でホームパーティがあり、大人9人子供3人の合計12人が集まりました。

    大きな盛り皿5枚、パエリアパン、人数分以上の取り皿やグラス・タンブラー、ケーキ作りの道具など、結構な洗い物が出ましたが、全部まとめて1回で洗えました

    手洗いだと手分けして片付けモードに入りますが、大型食洗機があれば、ホストもゲストも気兼ねなく最後まで楽しめます

    日本・海外の根本的な違い

    ライフスタイル・食生活の違いから、根本的に設計思想が異なると感じます。特に次の3点

    1. 海外:調理器具も全部食洗機で洗う VS 国産:手洗いと食洗機を併用する
    2. 海外:ソース油汚れ平皿が前提 VS 国産:菜食・汁物・深皿が前提
    3. 海外:陶磁器・金属の食器・カトラリー VS 国産:木製・樹脂製の食器・カトラリー

    その他、乾燥・防臭・除菌機能、まとめて洗う/こまめに洗うといった片付け頻度も、食洗機に対する考え方の違いを感じる点です。

    食洗機を使い始めて感じる「使いやすい/にくい」は、ほとんどこの違いからくるもの。皆さんはどちら派でしょうか?

    共働きと海外製食洗機

    たっぷり入る大型食洗機

    ざっくり国産・海外製食洗機の違いを紹介しましたが、我が家はドイツAEGの食洗機を選びました。

    我が家は夫婦フルタイムで働く共働き。朝・(昼)・夜食後は食器・調理器具を食洗機に放り込み、深夜に洗って朝取り出す。

    「共働きには海外製食洗機が合うのでは?」と思ってます。それと、オール電化との相性もバッチリです。

    さっと流して突っ込む

    共働きだと昼間家にいないため、「ちょっとした隙間時間で食器洗い」ができません。会議づくめで疲れて帰宅した時、汚れ満杯のシンクを見ると気が滅入ります。

    その点、大型食洗機だと心が安らか。普段の生活では、

    • 朝食後、さっと水で流して食洗機に押し込み出勤
    • 帰宅時、片付いたシンクでスムーズに夕食の準備
    • 夕食後、食器をさっと流して食洗機にセット、洗剤を入れてタイマーをON
    • 翌朝、洗い終わった食器を片付け

    遅くに帰宅、汚れが乾ききった食器でいっぱいのシンクを見ると、ついつい外食に逃げ月末は金欠。

    さっと作って食べて、食洗機に放り込み、その後をゆっくり過ごす!

    大型の海外製食洗機は共働きの味方です。

    余計な役割分担は不要

    共働きだと、夫婦で家事の役割分担をしている家庭も多いと思います。我が家もそうしています。

    「どちらの作業負担が大きい」といった認識の違いから、ちょっとした言い合いになることも。

    自分が使った食器を食洗機に入れるだけなら役割分担は不要。

    しかも、片付けは1日1回だけ。2人でやればあっという間に終わります。

    一番負担が大きい「洗う」作業は食洗機がやってくれるので、2人揃ってゆっくりできます。

    結構重要なポイント

    取説にも記載されてますが、「庫内はできるだけ一杯にして洗浄してください」との事。

    ある程度食器で一杯になった状態を想定して設計しており、スカスカの状態だと洗浄水が全体に回らないそうです。

    洗い物が少なく一杯にならない時は、シンクにある水切りネットや金タワシ、グリルの部品、オーブンのトレー、換気扇の部品まで突っ込んで洗います。

    ヒーターの無い海外製食洗機は台拭きや布巾類もOK。食洗器の熱湯で臭い予防ができます。(もちろん乾燥はしません)

    1日1回だと深夜電気だけでOK

    1日1回だけの食洗機だと家事の負担が減りますが、オール電化の家庭は割安な深夜電気が使えて便利です。

    AEGの食洗機だと自動モードの動作時間は約2〜3時間、消費電力は1500W〜2200W。(汚れ具合によって変化)

    1回2時間・2000Wと仮定して「2時間×30日×2kW=120kWh」を消費。

    TEPCOだと昼間と深夜の差額は1kWh当たり約8円。

    このため、電気代に換算すると月間で約1,000円年間12,000円削減になります。意外と大きい。

    オール電化の場合は、「大型の海外製食洗機で深夜に1回洗うだけ」がとても経済的です。

    次のページでは海外製食洗機のデメリット」を紹介します。

    次のページへ >


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