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時短家電で朝にゆとりを!全自動コーヒーマシンJura ENA4

新型コロナの落ち着きに伴い少しずつ以前の生活に戻りつつあります。在宅続きでゆったり過ごしていた朝も、通勤時間に合わせて慌ただしさが戻ってきました。さらに、昨年末に始まった犬との生活で我が家の朝はますます忙しくなりました。

そんな変化の中、1日の始まりにゆとりを取り戻すため「全自動エスプレッソマシン Jura ENA4」を導入。他ごとしながらでも、ボタン1つで挽きたて淹れたての美味しいコーヒーが準備でき、忙しい朝には最高の時短家電だと満足しています。

今回の記事では、我が家が導入した「全自動エスプレッソマシン Jura ENA4」について、導入経緯、ENA4を選んだ理由、使って感じるメリット・デメリットについて紹介します。購入を検討されている方の参考になれば嬉しいです。

全自動コーヒーマシンを導入した理由

もともと我が家はドリップコーヒー派。じっくり時間をかけてドリップしたコーヒーに敵うものはないと思います。それでも全自動マシンの導入を決めた理由です。

忙しい朝でも美味しいコーヒーを

ドリップコーヒーにこだわっても、ゆっくりコーヒーを飲む時間がなくては本末転倒。ドリップコーヒーは時間がある時の楽しみとして、慌ただしい朝は機械に頼ることにしました。実際に試飲して、予想以上の美味しさを実感できた事も導入を決めた理由です。

来客時も手軽にコーヒーを

来客時、都度豆を挽いてコーヒーを淹れてましたが、皆が皆「コーヒーを飲みながらゆっくりおしゃべり」ではありません。サクッと打ち合わせで来た方とっては「時間かかるな」が本音かもしれません。ボタンひとつの全自動マシンならカジュアルにお茶出しができ、お互い気を使わずに済みます。

手洗い作業は極力減らしたい

我が家はキッチンを含め大半がタイル床。食器を床に落とすと木っ端微塵に砕け散ります。そのため、食器洗いは極力食洗機を使うようにしています。ドリップで使うサーバーやドリッパーは取っ手が張り出し食洗機の中では意外と邪魔。全自動マシンならトレイを水で流すだけで食洗機不要。我が家には最適です。

Jura ENA4を選んだ理由

インテリアに馴染むJura ENA4

新築時はMieleのビルトインコーヒーマシンも考えましたが値段が高く断念。その際に据え置き型で出会ったのがスイスのエスプレッソマシン Jura。Jura ENA4を選択するに至った理由です。

飲み比べて好みの味はJura

Mieleを断念してからあちこち試飲して回りました。ノジマプレミアムで見つけたJura E8に感動したのを覚えています。特徴は香りと苦味がしっかりな割に、雑味がないクリアな味わい。これがボタンひとつで飲めるならと、コーヒーマシンはJuraにしようと決めました。

ミルク機能無しのシンプル設計

洗い物を極力減らしたい我が家には、ミルク機能が無いENA4がど真ん中のモデル。上位機種にはフォームミルク機能が付き、カプチーノやカフェラテを手軽に楽しめます。ただし、ミルク周りの部品は使用後の洗浄が不可欠で面倒。レンチンした牛乳で十分と割り切ればミルク機能無しのENA4が俄然便利です。

Juraの中ではお手頃価格

デロンギなどと比べ値段の高いJuraですが、ENA4は最廉価モデル。値上げ前に駆け込みで購入しましたが、それでもデロンギのエントリーモデルと比べても5割り増し。ミルクフォームやパネルの日本語表記が無い事を考えると結構お高いです。

余計な凹凸のないシンプルなブラック外観

Juraのコーヒーマシンは全般的にシンプルなデザイン。特にENA4には凹凸がほとんどなく、四角い筐体に抽出口と水タンクが付くだけです。パネルまで含めて全面黒の外観は、黒基調の我が家のキッチンとの相性も抜群です。レンジや炊飯器も黒なので違和感なく設置できます。

背面スッキリでアイランドキッチンもOK

II型キッチンのバック側(壁付け)への設置予定でしたがスペースは厳しめ。最悪、フロント側(アイランド)設置も視野に入れてました。気になるのはマシンの背面。「いかにも背面」ではアイランド側にはカッコ悪い。ENA4は裏面スッキリしているので設置場所を選びません

導入して実感したメリット

購入して2ヶ月経ちました。使ってみて実感できたメリットは次のとおりです。

やっぱり美味しい

期待通りの味。Juraには「スマートP.E.P」という豆の風味を最大限に引き出す抽出機能が付いています。ENA4は抽出量75ml以下でのみ機能します。あまり気にしてませんでしたが、機能OFF(135ml抽出)と比べてみたら違いは歴然。機能ONの方が、明らかに風味が際立ちます。

75mlは飲み足りない?

コーヒー75mlだけだと少ないですが、同量の牛乳を加えてカフェラテにすれば150mlで缶コーヒーと同じぐらい。抽出ボタンを2回連続で押すと2杯分取れるので、牛乳も倍にして300mlのカフェラテなら飲み応え十分です。

50秒で起動、準備完了

主電源を入れるとパネルのコーヒー豆マークが点滅し、マシン内部の加熱と洗浄が始まります。ちょろちょろと水が出て豆マークの点滅が点灯に変わったら準備完了の合図。取説では約1分と書かれていますが、50秒程度で準備完了です。

 

50秒で缶コーヒー1本分のコーヒー

マシンが起動していればあっという間にコーヒーが出来上がります。エスプレッソ40mlなら30秒弱、170mlのコーヒーでも50秒あれば出来上がりです。起動時間と合わせても2分未満。今までの15分ドリップに比べれば、ゆっくりコーヒーを楽しめます。

エスプレッソ?コーヒー?

エスプレッソにするか、コーヒーにするかは、本体のボタンで選択します。パネル下に並んだ4つのボタンのうち中央2つが抽出ボタン。左側がエスプレッソ、右側がコーヒーです。

抽出量はスマホアプリ(通信オプション必要)で設定できるほか、ボタンを2秒以内に2回押すと2杯分作ることができます。1杯目の抽出後にカップをそのまま残せば2杯分のドッピオです。

洗い物が少ない

洗い物が少ないJura ENA4

期待通り洗い物はミニマム。さっと水洗いをするのは写真に写っている4部品だけ。一番上の小さな箱にコーヒーガラが排出され、洗浄時にチョロチョロ流れていた水は真ん中のトレーに溜まります。ガラや水がいっぱいの時はパネルにインジケーターが赤く点灯して教えてくれます。さっと水で流す、汚れがひどい時は洗剤とスポンジ、お手軽です。

省機能で分かりやすい

上位機種になるとミルクフォームが付きカプチーノやマキアートなど色々なレシピも内蔵します。便利だとは思いますが、使うのは多分最初のうちだけ。電子レンジやIHコンロの自動調理機能もほぼ使わずの我が家あるあるです。

シンプルで必要な操作がわかりやすい点が、我が家にあっています。

使って分かったデメリット

日に何回もコーヒーを飲んで、気がつけば豆の消費量が激増してます。そんなお気に入りのENA4ですが気になる点もいくつかあります。特に気になるのは最初の2点。

抽出は1時間に5杯まで

正直なところ「1時間に5杯まで」という制限はかなり厳しいです。来客5人で終了。10人来たら5人は1時間待ってください。来客時の手軽な対応を期待していただけに、ちょっと残念なポイント。頻繁ではないですが、人数が多い時は諦めてドリップです。

コーヒー豆が落ちない時がある

これは結構困ってます。タンクに入れた豆が引っかかり落ちていかず豆なし状態でミル。当然出てくるのはお湯。気づかず飲んで、ほぼ白湯でびっくりしました。最近はスイッチ押す前にタンクの豆をチョンチョンと突いてます。これは改善を期待します。

使えるカップの高さ

Jura ENA4のカップ高さ

直接セットできるカップの高さは105mmまで。普通のコーヒーカップやマグカップなら問題ありませんが、携帯用タンブラーやボトルは無理。アイスコーヒーもドリンクバーのようにはできません。一旦カップで受けて入れ替えが必要です。

意外と音が大きい

予想以上に動作音が大きいです。特に豆を挽く時の音はかなりのもので、先ほどの動画の音はオリジナルから20%下げてます。挽く〜抽出までの時間を短くするための高速グラインダーだそうですが、最初はびっくりします。

Makuakeプロジェクトによると…

クラウドファンディング Makuakeの掲載情報によると、ENA4は「使用時の音がうるさい」との悩みを解決してくれるとのこと。他の全自動マシンを使ったことがないので比較できませんが、これでも静かな方だと理解してます。

筐体が帯電しやすく埃がつく

筐体が黒いので余計に目立つとは思いますが、側面のABSが帯電しやく埃がかなり付着します。その他、我が家はコンロ近くに設置しているので、天面のマットブラック部分では油汚れが目立ちます。クイックルワイパーと激落くんシートが必須。

水の減りが早い

給水タンクの容量は1Lですが、起動のたびに行う内部洗浄で水切れは意外と早め。オフタイマー(30分/1H/2H/4H)が付いているので、朝と昼にコーヒーを飲む場合は最低2回の内部洗浄。夫婦2人で好きなタイミングで飲んでいると洗浄で使っている水の方が多い?

Jura ENA4の満足度(★★★★☆)

全自動コーヒーマシン「Jura ENA4」について紹介しました。競合品に比べると値段は高いですが、味・デザインでは一線を画す価値のある存在。我が家にとっては、不要なものがない、手間がかからない、使いやすいなど文句なしの全自動コーヒーメーカーです。

ただし、豆がブリッジして落ちない点は致命的。ここは今後改善して欲しいポイントです。時間5杯の制約は、こだわりのグラインダーによる制約と理解してノーカウント。豆が詰まる点で★1つ減らして★4つというイメージです。

美味しいコーヒーやエスプレッソを手軽に毎日楽しみたい方、インテリアに馴染む全自動コーヒーマシンを探している方には最適な商品です。

最後まで読んで頂き有難うございました。

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