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家電

Wi-Fi電波が弱い問題#1 中庭のある特殊な間取りのメッシュWi-Fi

2022年1月17日

Wi-Fi電波が弱い

携帯電波が入らない問題はフェムトセルの導入で解決できました。しかし、我が家にはもう1つ「Wi-Fi電波が弱い」という問題があります。入居から1年に渡りWi-Fi電波と格闘してきました。

今回は、①設計段階で考えた事 ②実際に導入して分かった事 ③今後の課題について紹介します。設計段階での見込みの甘さが1番の原因ですが、予想以上に中庭の影響が大きかったと思います。

中庭のある平屋という特殊な間取りですが、新築計画中の方の参考になればと思います。携帯電波の問題・解決はこちらの記事で紹介しています。

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【設計】特殊な間取りでのWi-Fi計画

Wi-Fi問題を考えるにあたり、まずは我が家でどのようなWi-Fiが必要か、特殊な間取りに対してどのような対策を考えていたか、設計段階の考えを説明します。

我が家にとってのWi-Fiの必要性

我が家の間取り・構造は、寝室や水回りといったプライベート空間を明確に区分し、それ以外は間仕切りのない空間として一体化させるオープンプランという設計コンセプトに基づいています。

プライベートビエラを1人1台持ち、好きな場所でテレビを見て、音楽を聴きながらくつろぎ、天気が良ければ中庭で調理・食事をする。時々の気分にで好きな場所で好きな事をやるフリーアドレス。

家庭内のちょっとした作業でさえネットワークを使う昨今。このフリーアドレスのためには、家全体をカバーし、途切れる事なく移動しながら使えるWi-Fi環境が必須です。

間取りの特殊性① 水平方向に広い平屋

我が家は延べ床面積約40坪の平屋ですが、中央に中庭があるため、Wi-Fiを張り巡らせる建物全体の面積は水平方向に50坪(=165㎡)になります。一般的なマンション2部屋分の広さになります。

この広さの中には独立した居室や水回りも含まれます。間仕切りが少ない間取りとはいえ、1台のWi-Fiルーターでカバーするには障害となる多数の壁があります。

中継機を使う方法もありますが、中継機のエリアを跨ぐ度に切断・再接続となり考えているイメージとは異なります。このため、早い段階からメッシュWi-Fiによる広域カバーを前提に考えていました。

間取りの特殊性② 電波を遮断する中庭

中庭を中心に回遊動線を作る間取りです。Wi-Fiの電波が中庭を透過するとは考えにくいので、Wi-Fi電波も中庭を中心に回遊するネットワーク構成を考えました。

造作戸棚内(光回線出口)に親機、仕事部屋(可能であれば客間)とWICに子機を設置して、三角形で家全体をカバーするイメージです。さらに必要であれば、もう1台子機を追加する可能性も考えていました。

メッシュWi-Fiとして選んだ機器

バッファローのWTR-M2133HS/E2S スターターキットを選びました。今まで使った事のないメッシュWi-Fiなので、比較的多くの記事や情報が見つかったこの機種が導入しやすく感じました。

同じくTP-Linkも情報を見つけやすかったですが、4万円弱と手頃な値段で子機が2つがセットになっている事、購入予定店の取り扱いから、最終的にWTR-M2133HS/E2S スターターキットに決めました。

【導入】親機の電波を拾う場所がない

引き渡し後、設計したプランで親機・子機を配置して電波状態を確認しました。残念ながら設計通りにはいかず、ここから苦悩の1年が始まります。

親機単体での電波状況を確認

まずは、親機のみを設置した状態での屋内のWi-Fi強度を確認します。IphoneのAirMacユーティリティのスキャン機能を使い、電波強度を計測しています。青:OK 黄:ぎりぎり 赤:NGで記載しています。 

Wi-Fiの電波状況

用語の説明

単位のdBmはWi-Fi電波の減衰を示すものです。数字が小さいほど電波が強く(弱くなっていない)、大きいほど弱くなっている事を示します。

概ね-50dBm前後まで好ましく、60dBm台後半だとデータ伝送時のエラーが増え、再送受信による速度低下が起きます。-90dBmになるとほぼ通信不可だそうです。

親機を設置しただけの状態では、中庭の反対側にあたる各居室やランドリーエリアで電波が弱くなります。特に客間・主寝室・WIC・ランドリーでは、障害物に強い2.4gHz帯でも-90dBmと使用できないレベルです。

仕事部屋は扉を閉めると不安定

仕事部屋として使っている洋室です。扉を開けた状態であれば-60dBm後半で何とか通信できるレベルですが、扉を閉めると-80dBmを越えほとんど通信できない状態になります。

主寝室・WIC・ランドリーは電波を拾えず

さらに、主寝室やWIC、ランドリーでは電波強度は-90dBmを越える場所もあり、電波を拾うこともできません。辛うじて繋がりGoogleで検索しても、検索結果は表示できませんでした。

子機の設置場所がない

主寝室やWIC・ランドリーなど、親機単体で全体をカバーできない事は想定内でしたが、仕事部屋の電波状態は想定外でした。ここに子機を設置しても親機との通信ができず、次の子機も機能しません。

当初の計画を白紙に戻し、1台目の子機の設置場所を探します。

1台目の子機設置場所

Wi-Fi電波状況

仕事部屋のWi-Fiが必須なので優先的に考えると、玄関から階段の間に子機を設置する必要があります。しかし問題はコンセント。玄関脇のSICでは電源も取れますが、土間に床置きになるので現実的ではありません。

電源がとれる場所で残る設置可能場所は階段のみです。玄関より電波は良くないですが、-60dBm中盤の電波強度なのでなんとか親機と通信できるレベルです。

2台目の子機設置場所

Wi-Fiの電波状況

最初の計画では、WICに子機を設置して仕事部屋の子機と繋ぐ計画でした。試しにWIC上部の棚上に設置しみてましたが、階段の子機と通信する事ができませんでした。

ランドリーとバスへ電波を届けることが目的なので、電波状態が良好なキッチン側からもアプローチ出来ます。コンセントが使える場所として冷蔵庫上、エアコンスペースの2カ所で考えます。

Wi-Fiの電波状況

ランドリーに近いエアコンスペースから試しましたが、親機との通信状態が良くありません。親機との間にある2枚の壁が影響しているようです。LDKの対角方向だと電波が良く、少し離れますが、冷蔵庫上に設置しました。

設計時に抜けていたポイント

電波なので思い通りに行くとは思いませんでしたが、ここまで苦労するとは思いませんでした。改めて考えが甘かった・抜けていたポイントは以下の通りです。

  • 中庭の反対側へ電波を届けることを甘くみていた
  • Wi-Fi用のコンセントが足りず、設置できる場所が少なかった
  • コンセントが使えても床置きになる場所が多く、ロボット掃除機を考えると設置できない

1に関しては、ハウスメーカーより基幹配線を有線で設置する提案がありました。無線で十分届くと信じ込んでいたので、不要と自信を持って回答しました。失敗だったと思います。

親機を設置した戸棚ですが、着工直前に戸棚裏側にあたるSICに壁面補強を追加しました。石膏ボードだけなら、まだ仕事部屋への親機の電波状態は良かったかもしれません。

次のページでは現状の電波状況と問題点」をまとめます。

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