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外構・植栽・菜園

トウガラシってナス?連作障害を避ける輪作カレンダーと土入れ替え

2022年4月21日

トウガラシってナス科?

5月上旬には家庭菜園をスタートする予定。このため、4月は畑やプランターの土の準備を行っています。

美味しい野菜を育てる上でとても重要な土ですが、昨年は知識不足から植え付ける野菜を選択ミス。同じミスを繰り返さないように、4年間の輪作カレンダーを作成し、菜園の土は入れ替えました。

土の入れ替えは、土が流出してしまったトクサエリアへの対策を兼ねています。

こんな人におすすめ!

「今後、新居で家庭菜園を計画している方」「我が家と同じ家庭菜園初心者の方」

我が家の反省点:野菜の科目は見た目ではわかりません。しっかり調べて、作付けは計画的に。

2022年の庭づくり・家庭菜園の計画はこちらからどうぞ。

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家庭菜園1年目のミス

まずは、昨年、知識不足からやってしまったミスの話。近所のキャベツ畑は毎年キャベツを作っていると思っていましたが、実際はそんなに甘くないようです。連作障害を考えながら対策をおこなっています。農家って大変だと感じました。

昨年、家庭菜園に植えた野菜

昨年の家庭菜園

 

昨年の家庭菜園で作った野菜は、

  • 万願寺とうがらし(畝A)
  • エダマメ(畝A)
  • 千両ナス(畝B)

の3種類。どれも順調に育ちたくさんの実をつけてくれました。特に万願寺とうがらしは、次から次へと実がなり食べきれない程の「万願寺祭り」を経験できました。

この3種を選んだ理由は「美味しいけど買うと高い野菜」という基準のみ。2年目の今年、何を作ろうかと考えた時、「連作障害」に行手を阻まれます。

連作障害とは何か?

連作障害の説明写真

 

野菜づくりでは注意しなければならない「連作障害」、しっかり意識していたつもりですが、「万願寺とうがらし=ナス科」とは知りませんでした。

《畝A》に万願寺とうがらし(=ナス科)を植え、《畝B》にはナスを植えたので、畑全部がナス科の後作になります。

ナスの後作で推奨されるのはマメ科。枝豆は好きですが、さすがに菜園一面枝豆にする訳にはいかず。

ネット情報を漁って情報整理、今後の菜園運営を考ええると「輪作カレンダー」で計画的に植え付けを行うべきという結論に至りました。

連作障害とは?

連作障害とは:同じ種類(科)に属する野菜を同じ場所で続けて育てる事で、土の中の微生物や栄養素のバランスが崩れ、野菜がうまく育たなくなる現象。

野菜は種類(科)ごとに必要な栄養素のバランスが異なるので、特定の野菜を連続して植えると、特定の栄養素だけが極端に少ない土になります。結果、その栄養素を必要とする野菜の成長に影響がでてしまいます。

また、土の中には多くの微生物が生きていて、それらが落ち葉などや虫の死骸といった有機物を分解することで、多様な栄養素を作り出し豊かな土壌を作っています。

野菜はそれぞれが必要な栄養素を作り出す微生物と集め共生するので、特定の植物を植え続けると微生物にも偏りが発生します。それに伴い、微生物を食料とする虫が偏り食物連鎖の崩れる結果、栄養素の偏った土地になっていきます。

こういった複数の要因が重なり、野菜の生育に影響が出る「連作障害」が発生します。

プランターを含めた輪作カレンダー

我が家で野菜を植えられるのは全部で5カ所あるので、それぞれ向こう4年間の栽培予定を決めました。

1年目(今年) 2年目(来年) 3年目 4年目
夏野菜 冬野菜 夏野菜 冬野菜 夏野菜 冬野菜 夏野菜 冬野菜
畝A キュウリ ホウレンソウ ナス ホウレンソウ エダマメ ハクサイ トウモロコシ 長ネギ
畝B エダマメ ハクサイ トウモロコシ 長ネギ キュウリ ホウレンソウ ナス ホウレンソウ
プランターA ナス ホウレンソウ エダマメ ハクサイ トウモロコシ 長ネギ キュウリ ホウレンソウ
プランターB トウモロコシ 長ネギ キュウリ ホウレンソウ ナス ホウレンソウ エダマメ ハクサイ
プランターC レタス ブロッコリー レタス ブロッコリー レタス ブロッコリー レタス ブロッコリー

それぞれの場所で連作障害が起きないように、欲しい野菜が毎年作れるように考えたカレンダーです。

輪作順を一年ずつずらしてスケジュール(詳細下記)。地植えもプランターもそれぞれ2株ずつ植えるので、毎年同じ量が採れる計画です。

レタスとブロッコリーは「虫を嫌がる」妻の意見で地植えは無しに。カレンダーから独立させたので、プランターCだけは毎年土を入れ替えます。

輪作とは?

輪作とは:同じ畑に種類(科)の異なる植物を、数年単位でローテーションする育て方。連作障害を避ける方法として活用されています。

育てる野菜の種類(科)を毎年変更することで、野菜の種類(科)により偏って消費される栄養素や土壌生物を、数年間かけて平準化していく事ができます。

例えば、

ナス科(ナス・トウガラシなど)→マメ科(エダマメ、ソラマメなど)→イネ科(トウモロコシなど)→ウリ科(キュウリ、カボチャなど)→《最初のナス科に戻る》

といった具合です。地植えだけでなくプランター栽培でも同様です。これにより同じ土地を繰り返し使う事ができます。

また、連作障害を避けるためには接木苗を使う方法もあります。根と茎で2種類の異なる植物を接ぎ合わせた苗で、土壌に影響を与える(を受ける)根の部分が異なるため連作対象になりにくいそうです。

さらに、「病害虫に強い植物」と「実りの良い植物」を組み合わせて、良いとこ取りする事もできます。ギリシャ神話のケンタウロスみたいです。

トクサエリアへの土の移動

今年の家庭菜園ラインナップが決まったので植え付け準備を始めます。まずは昨年トウガラシを植えた畝Bです。

輪作に向けた課題

畝Aの土を抜いた菜園

畝Aの土を抜いた菜園

まずは、昨年万願寺とうがらしを植えた《畝A》の土。今年キュウリを植えれば、先ほどのカレンダー通りに輪作スケジュールスタートできます。

そこで、ナス科(=万願寺とうがらし)の後作になる《畝A》だけ土を入れ替えます。土代がそこそこかかりますが、スケジュール通りに進めることを優先し今年の出費は諦めます。

さらに、土入れ替えを決めた理由はもう一つ。

土不足のトクサエリア

根元の露出したトクサ

根元の露出したトクサ

前回の記事で連杭による土留めを設置したトクサエリア。元々は土が流出してトクサの根元が露出していました。

ここにも土を買って追加することになりますが、同じ土を買うならば野菜を育てる畑の土を買いたいので、畑の土をこのトクサエリアに移動することにしました。

《畝A》の土で「風呂の湯はり1回分」と同じ量、200L近くあります。ここに移動すれば6cm厚の土を足す事ができます。

1畝分をトクサの土として移動

土を入れたトクサエリア

土を入れたトクサエリア

土が必要なのは斜面部分おトクサの根元ですが、トクサの隙間を縫って土入れするのは手間。雨で流れるのを期待して、上部の平面部分を中心に土を入れます。

雨毎に土が流れて土留めの根元にも入り込むので、土留めも益々頑丈になっていきます。

次のページでは家庭菜園の土作り」を紹介します。

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