PVアクセスランキング にほんブログ村

外構・植栽・菜園

職人の植栽工事#2 トクサ160株・ヤマボウシ・紅梅の外庭完成!

2021年3月28日

植木職人による植栽工事は、今回を含めてあと2日で完了。中庭の工事では、さすがプロと感じるこだわりやメリハリの効いた作業にに感心しました。

今回の記事では、

  1. 植木職人の植栽工事
  2. 選んだ植栽とその特徴
  3. ちょっとしたアプローチの植栽DIY

を紹介します。和風の落ち着いた外庭が完成間近です。

前回の植栽記事はこちらです。

さすがプロの仕事

職人の植栽工事#1 中庭・玄関前の植樹、プロの仕事を間近に感じた1日

予算不足が大きな理由ですが、庭づくりはDIYでできる事は極力自分達で行っています。玄関アプローチ庭のDIYがひと段落し、ここからは待ちに待った植木職人の登場。 中庭・外庭・玄関前の植栽工事が始まります ...

続きを見る

この外庭と中庭を眺める客間和室の記事はこちらです。

外庭と中庭を眺める客間K

ウェブ内覧会客間和室
Web内覧会 和室客間 使用頻度は予想以上、椅子に疲れたら和室

中庭の植栽工事もひと段落。あとは苔貼りと砂利入れを残すのみです。外庭の植栽工事も一旦終わり。 中庭、外庭の両方に面し我が家で一番眺めの良い和室客間となりました。設計時の考えや採用した建材を紹介します。 ...

続きを見る

目次(ジャンプできます)

    外庭工事の作業内容

    外庭の植栽工事は大きく2つ。「石積み擁壁の上、法面の土留め」と「目隠し用の樹木」です。

    法面の土留め

    土留工事をする法面

    1つ目の工事は法面の土留め。

    傾斜地に造成されたひな壇の敷地で、道路・隣地との境は大谷石の石積みで区分けされています。

    この石積みの天面からGL(地盤面の高さ)までは1mの高低差があり、この部分が法面(斜面)になっています。

    建築前は空き地で雑草が生い茂っていましたが、今は剥き出しの状態。大雨のたびに石積みを越えて土が流出。

    これを防ぐ工事が法面の土留め工事です。

    目隠し用の植木

    目線対策の植木

    2つ目の工事は全面道路からの視線対策。

    南側に面した主寝室と和室の掃き出し窓の前に、目隠の植木を1本ずつ植えます。

    窓には竹ロールスクリーンと障子を設置しているので、普段は宅内は見えません。

    あまり開ける事のない窓ですが、今後、ウッドデッキを設置する計画もあり、その際の目隠しとして期待しています。

    切り株撤去

    切り株と太い根

    もう1点相談していた作業があります。

    敷地内に大きなモミの木がありましたが、電線に近くトラブルの原因になる可能性があり、購入前に伐採してもらいました。

    問題は、切り株と庭中に広がった太い根。

    シロアリの温床になるので抜根すべきですが、石積みの近くで擁壁を崩す可能性あり。

    抜根は諦め切り株を小さく刻み、太い根は取り除くまでとしました。(写真は切り取った根と切り株の一部です。)

    事前に行った土改良(DIY)

    この土地はすぐ下に岩盤のある頑丈な土地。耐震性が高い一方、庭づくりには苦労する土地です。

    事前に庭全体を掘り起こし、大きな石だけは取り除いておきました。

    問題はこの石の処分。ざっと取り除いただけですが、外庭(約40㎡)とアプローチ庭(8㎡)を合わせて2立米にもなります。

    処分に困っていると、「工事の途中で処分しますよ」と植木職人から格安での提案。助かりました。

    DIY庭づくりの注意点

    今回、自分で土改良をやってわかった事は、「買うのは簡単だが、処分するのは大変」という事。

    買うときは業者が運んでくれますが、捨てるときはダンプをチャーターするのでかなり高額。満載でなくても1台です。

    また、フェンスの設置や擁壁の設置が終わると、重機を入れることもできず土改良は手作業になります。

    可能であれば園芸店や植木職人に土の状態・改良要否について事前にアドバイスをもらえると安心です。

    ハウスメーカーや外構業者と異なり、園芸店は植物のプロ。植物にとっての貴重なアイデアが出てきます。

    次のページでは選んだ植栽と特徴、ちょっとしたDIY作業を紹介します。

    次のページへ >


    良く読んで頂いている記事


    窓掃除ロボットHOBOT 2S ロボットで本当にきれいになるの?

    大きなフルハイトの窓は開放的、冬でも日差しをたっぷり取り込めるので人気です。 しかし、綺麗な状態を維持するのは大変です。特に梅雨など長雨シーズンは、掃除しても掃除してもすぐに汚れます。 我が家は、中庭に面して「幅1.5m 高さ2.4mの大窓6枚」「2.4m高のテラスドア2枚」があり、軒が無いのでしっかり雨が当たります。 雨上がりには水染みや水垢がくっきり。入居直後は隔週で窓掃除をしていましたが、段々億劫になり最近は半年近く放置してました。 そんな状況を打開するため、試しに購入したのが「窓掃除ロボットHOB ...

    ReadMore

    オール電化にして後悔?1年半暮らして感じたメリット・デメリット

    今までガス・電気併用で生活してきた我が家にとって、オール電化は「理屈上は良い」と分かっていても「不安が残る」決断でした。そんなオール電化生活もようやく1年半が経過。 色々トラブルもありましたが、実際に暮らしてみて「オール電化を選んでよかった」と感じています。今回の記事では次の3点について紹介します。 今回の記事のポイント オール電化を選ぶ時に感じた不安とその結果 最終的にオール電化に決めた理由・メリット 住んでから分かったオール電化のデメリット オール電化を検討中の方、これから新築の方の参考になればと思い ...

    ReadMore

    フェムトセル

    携帯電波の入らない家(解決編)フェムトセルで電波はどれだけ改善したか?

    我が家は「携帯電波が入らない家」、新築の途中、窓・屋根・外壁が出来上がった時に発覚しました。フェムトセルの導入条件は、新築住宅には複雑でなかなか手続きが前に進みません。 引っ越しから3週間遅れでフェムトセルが稼働し、宅内でも電話を使えるようになりました。我が家は大きな中庭のある変則的な間取り。Wi-Fiも含めて電波を使う通信にはハードルが高いようです。 今回の記事では、フェムトセル導入前後での電波改善状況についてまとめます。フェムトセル導入手続き、中庭のある間取りのWi-Fi事情は、こちらの記事でまとめて ...

    ReadMore

    イーサネットバックホール

    Wi-Fi電波が弱い問題#2 イーサネットバックホールとDecoX20で解決

    「中央に大きな中庭がある平屋」という特殊な間取りで、家全体にWi-Fiを張り巡らすために、バッファローのWTR-M2133HSによるメッシュWi-Fiを選びました。 家中なんとか使える状態にはなりましたが、ランドリーや寝室の電波が極端に弱い状態。ロフトに上がる階段に中継機を置いているので、登り降りで危ないと感じる事もあります。 そんなWi-Fi事情の中で最大の問題は、親機と中継機の通信状態です。設置場所の都合もあり、親子の通信でかなりのエラーが発生しています。一連の問題を解決するために「イーサネットバック ...

    ReadMore

    タイル床のメリットデメリット

    タイル床のメリット・デメリット、建てる時は大変、住んでからは手間要らず!

    我が家はデンマークの建築家「Halldor Gunnløgsson」の自宅をイメージして設計。その家の床は大理石ですが、それは予算オーバーなので石目調のタイルを採用しました。 タイル床での生活は初めてなので、ネットで見かけるデメリット情報に不安を感じていました。実際に建てて1年住んでみて感じた「タイル床のメリット・デメリット」をまとめます。 結論としては、建てる時は費用・手間・時間がかかるが、住んでからは手間要らず。選んでよかったと思います。 その他、家づくりに関する記事はこちらからどうぞ。 こちらもCH ...

    ReadMore

    クラピア

    3ヶ月経過したクラピア、植えた場所によって成長具合に差が出ました

    6月上旬に植え付けたクラピアですがとても元気に育っています。今年の夏は雨も多かったので、たっぷりの水と太陽で驚くほど広がっています。 芝生よりも成長が早く手間の少ないと考え、グランドカバーにはクラピアを選びました。期待通りの成長の早さですが、場所によって成長に違いがあります。 モサモサすぎる部分を刈り込みましたが、。刈り込みながら陽当たり・水捌け・土の状況など成長の違いについても考えてみました。 植え込み直後、1ヶ月後の記事はこちらからどうぞ。 こちらもCHECK こちらもCHECK 植え付け1ヶ月後と3 ...

    ReadMore

    エアコン目隠しルーバー

    コストダウンのため、エアコンの目隠しルーバーをDIYで作成したら、ハウスメーカーにも大好評!

    内装にこだわり始めると、エアコンの設置方法は悩みどころです。特に、LDK用のエアコンはサイズが大きく存在感があるので、インテリアの雰囲気を崩さないように設置したいと考えました。 見積りには目隠しルーバーが設定されていましたが結構な値段。そこで、思い切って自作しました。試行錯誤・手間と時間はかかりましたが、見た目も内装と調和しコストダウンにもなりました。今回は、そんな大好評の「可動式のエアコン目隠しルーバー」を紹介します。 また、関連記事はこちらでも記載しています。 こちらもCHECK 引っ越して最初にやっ ...

    ReadMore

    フェムトセルの導入

    携帯電波が入らない家(導入編)、3ヶ月かかった、全体像の見えないフェムトセル導入手続き

    iPhone3Gが発売され、便利なものができたと飛びついてから10年以上。生活インフラとして当たり前に使っているスマホですが、「使えない」と大変です。 前回記事で紹介した通り、我が家は「携帯電波の入らない家」。引っ越し時は家電・家具の搬入など携帯電話が必須なので、引っ越し前にフェムトセルの設置を目指しましたが、残念ながら間に合わず。こんなに手続きが分かり難いとは思いませんでした。 そこで今回の記事「導入編」では、DOCOMOフェムトセルの導入方法・手続きのポイントを紹介します。新築で導入する場合、既存の建 ...

    ReadMore

    植えてはいけないトクサ

    「植えてはいけない」と言われる「トクサ」、植えた理由と地下茎対策

    世間では「植えてはいけない」と言われる植物がいくつかあります。我が家の外庭法面や中庭の一角に植えた「トクサ」もその1つ。 「植えてはいけない」と言われるとインパクトがあるので身構えてしまいます。実際は、「軽い気持ちで植えてはいけない」「付き合い方を理解して植えましょう」という意味が正しいと思います。 今回は、「植えてはいけないと言われるトクサを植えた理由」「トクサの地下茎対策」について紹介します。 外構・植栽関連の前回記事はこちらです。 こちらもCHECK 目次(ジャンプできます) 「植えてはいけない」ト ...

    ReadMore

    片流れ屋根の太陽光

    北向きの片流れ屋根、太陽光パネルはあまり載らない?

    新築住宅の5軒に2軒が太陽光を導入するそうで、10年前に比べるとかなり普及したと感じます。FIT制度の効果は絶大です。 御多分に洩れず、我が家も太陽光設置を考えていましたが、目的は売電というより災害対策。災害時でもエネルギーを作れる点に魅力を感じていました。 最終的に新築時には導入せず先送りましたが、検討過程で気になったのは「北下がりの片流れ屋根と太陽光の関係」です。 今回の記事では、新築検討時の情報をもとに以下の事を紹介します。 この記事のポイント 太陽光を設置する上での北下がり屋根のデメリット 北下が ...

    ReadMore

    -外構・植栽・菜園
    -,