やっと暖かくなったので植栽開始!外構第2期工事開始
- 2021年3月10日
- 2023年10月9日

日に日に暖かくなってきました。今週以降、最高気温も15℃以上の日が続く予報です。
引越し前に大まかな外構工事は終わっていますが、植栽のみ後に回し、暖かくなる3月末に行う予定でした。引っ越から3ヶ月、いよいよ植栽工事が始まります。
我が家には3つの植栽スペースがあります。家の中央にある中庭、南側道路に面した外庭、玄関脇のアプローチ庭です。順番にそれぞれの庭の植栽計画を紹介します。
目次(クリックで開閉)
中庭の植栽計画
中庭は、同じ町内で活動している植木職人に直接依頼しています。建築開始前から相談を始め1年越しの植栽工事開始です。
中庭の植栽デザイン
基礎工事が完了した後、中庭の植栽用に黒土を7立米入れてもらっています。基礎が出来てからの土入れで、暑い夏に大変そうでしたが、若者2人が笑顔でワイワイ言いながらやってました。若いっていいですね。
完成予定はパースの通りで、枝垂れモミジ、イロハモミジ、ヤマツツジ3本の木と、グランドカバーとしてトクサ、杉苔が入ります。
春は、新緑のモミジにヤマツツジのピンクの花が華やかな色を挿します。
秋は、トクサや苔の緑に、紅葉したモミジの紅が鮮やかに映える予定です。
中庭前のLDKには「Poul Kjaeholm』の家具が並びます。彼の自邸庭にMO、砂利敷にモミジと大きな石が並ぶ和風の庭です。秋にはPK22に座り、中庭の紅葉を眺めるのを楽しみにしています。
中央のタイルデッキ
中央には約6畳のタイルデッキがあり、ガーデンテーブルとチェアを設置する予定です。どれにするか決めていませんが、COSTCOの屋外ダイニングセット(合成木材)が値段も手頃で有力です。
春夏はBBQ、秋には紅葉を見ながら魚や肉を炙りつつ、お湯割りでも飲めると良いなと思います。
DIYで暗渠パイプを設置
左奥のヤマツツジがあるスペースですが、少し水捌けが悪く強い雨が降るとプールになります。ここには暗渠パイプをDIYで設置する予定です。
暗渠(あんきょ)パイプとは?暗渠パイプは、排水パイプに多数の穴があいたもの。土中に埋めるて雨水浸透マスに接続することで、オーバーフローした雨水を集めて排水することができます。
パイプは有孔管という名前でホームセンターにも並んでいます。少し値段が高いので、通常の排水パイプにドリルで穴を開けて代用する事もできます。
アプローチの植栽計画
アプローチ庭の大半はDIYで行う予定です。敷地入り口から幅1m×長さ9mの長いアプローチ庭です。
植栽の土台となる土改良
建築地は掘ればすぐ岩盤という頑丈な土地。地震に強く有り難いですが、植栽工事になると苦労が一苦労です。1月上旬から1ヶ月半かけて土を掘り返し、石を取り除きパーライト・腐葉土・黒土を入れて土づくりは完成です。
現状の問題は水捌け。すぐ下が岩盤なので暗渠を設置しずらく悩んでいるところです。アプローチに雨水マスがあるので、暗渠パイプをアプローチに埋め、雨水マスに接続すれば水捌けも改善します。自分でやればパイプと継ぎ手で1万円ちょっとなので、やるならDIYです。
-
シンボルツリーの場所 -
シェードガーデン -
雨水ます
シェードガーデンのデザイン
玄関前から4mの距離は、日に3時間ぐらいしか日が当たらないシェードガーデン。日陰を彩る樹木は、
シェードガーデンには- シンボルツリー:3mのイロハモミジ(これは職人さんにお願い)
- アオキ:2株
- ヤツデ:2株
- ハラン:1株
- ヒイラギナンテン:2株
- グランドカーバー:フッキソウ、アセビ
晩秋が見頃です?常緑樹の緑に、ヒイラギとモミジの紅葉が映える景色を楽しみにしています。
-
ヤツデ -
ヒイラギナンテン -
アセビ
日向ガーデンのデザイン
反対に、敷地境界から玄関に向かう5mは陽当たり抜群の日向ガーデン。強い日差しに負けない植物を選びます。
日向ガーデンには- 枝垂れ梅:紅・ピンクを各1本
- マホニアコンフーサ(ナリヒラナンテン):2株
- シロヤマブキ:2株
- グランドカーバー:フッキソウ、アイビー



2月の梅の花、初夏に咲くシロヤマブキの黄色い花が楽しみです。家のまわりの山にはウグイスがたくさんいて、春にはウグイスの大合唱です。たくさん来るとうるさいですが、1羽2羽なら、梅とウグイス、春らしい風情があって良いと思います。
アプローチ庭の照明計画
日向庭と日陰庭の間に、照明を1本立てる予定です。建物近くは軒下のダウンライトで明るさがありますが、ポストから玄関の途中が暗いのでアプローチ灯が必要です。理想はルイス・ポールセンのボラードですが、値段も高いのでいつになるかわかりません。
門中の照明は玄関脇のジャンクションから、アプローチ庭を通って電気を供給しています。
軒下にタイマー・照度・人感センサーが設置してあり、これで玄関灯・軒下ダウンライト・門柱照明をコントロールします。
- 日暮れから深夜12時までは常時点灯(照度センサー・タイマー)
- 深夜12時以降は、前面道路で動きを検知すれば、3種類の照明が一斉に点灯し一定時間後に消灯(人感センサー)
今後追加するアプローチ灯や植栽を照らす照明もこの配線に割り込めるように、配線のPF管(屋外用の電気配線管)はアプローチの浅い所に埋めています。
植栽の購入場所
お世話になっている植物園植物は平塚にある木村植物園で購入。広い敷地にたくさんの庭木・観葉植物が並びます。価格は全体的に良心的。湘南地区であれば配達や外構のお願いもできるそうです。店長さんに丁寧にご対応いただきました。
外庭の植栽計画
外庭は約15坪ですが、ここが1番の悩みの種です。
石と木の根が酷い外庭
とにかく石が多く、(伐採済みですが)モミの木の根が全面に広がっています。道路面から最大で2m高くなっているので、今更重機を入れることもできず手作業で土づくりをしています。
土方仕事は本当にきつい作業です。
ココ注意土の入れ替えは、建築開始前、先行外構時にお願いすべきだったと後悔しています。これから建築される方は、庭の土は先にやってもらったほうが良いです。
「後からでもできます」と言われても先にやった方が良いです。あとからやると、本当に高くつきます。
外庭の植栽デザイン
予算不足で思うように費用をかけられないですが、植木職人さんの提案でパースのような庭を作ることになりました。
道路に面した法面には土留を兼ねてトクサを植えます。
歩道を歩く人からは見ると、目線の高さまでトクサが来るので庭の目隠しにもなります。
地下茎でどこまでも広がるので、「植えてはいけない」と言われます。この点は少し不安です。
寝室の掃き出し窓の前には3mの常緑ヤマボウシ、客間和室の吐き出し前には3mの梅の木が入ります。
寝室は竹スクリーン、和室は障子があるので中は見えませんが、窓の前に植栽があると安心です。工事では切り株、根の処理と植樹、植木まわりの土地改良をお願いしています。
ポストまわりの梅の木がうまくいけば、自分たちで苗木を買ってきて植えていくのも楽しそうです。下草も植えて雑木風の外庭にしたいと考えています。
グランドカバーはどうするか?
地面の土を覆うグランドカバーはまだ考えていません。とにかく土が良くないので芝生も難しい土地です。少し時間をかけて土を改良しながら、どうするか考えようと思います。
植栽工事の予算
植栽にかかる費用ですが、すべて合わせて55万円を予定しています。
- 中庭:20万円
- 外庭:15万円
- アプローチ庭:10万円
- 残土石処分:10万円?
DIYで行うアプローチ庭は植物で7万円、土づくりで2万円、暗渠で1万円です。作業賃がかからないので安上がりですが、何より楽しみながら自分たちで作っていけるのは良いと思います。
1番の問題は、土づくりで出てきた石の処分。
かなり大きな石もあり、アプローチ庭だけでガラ袋25枚を使い切りました。
外庭の石を考えるともう25枚分出てきそうです。
知り合いの外構職人さんから聞いた石屋さんか、ハウスメーカーに頼むか、片付け屋にお願いするか。処分費は知れていますが、これだけの量だと輸送費がバカになりません。
最後に
ようやく待ちに待った庭づくり。楽しみな反面、予算内に収まるのか不安はつきません。中庭、外庭の工事は進捗に沿ってアップします。
次回は、アプローチの植栽準備を始めます。2立米の黒土を入れましたが、甘くみていました。
外構・植栽の記事
-
連日の猛暑が続く中、南面の庭に植えたトクサが突然全滅。植木職人によると、猛暑以外にも法面というに場所にも原因があるとの説明。職人の説明をもとにトクサが枯れた理由を紹介します。
-
6月上旬に植え付けたクラピアですがとても元気に育っています。今年の夏は雨も多かったので、たっぷりの水と太陽で驚くほど広がっています。 芝生よりも成長が早く手間の少ないと考え、グランドカバーにはクラピアを選びました。期待通 […]
-
引っ越してから半年かけて庭づくりをしてきましたが、最後の仕上げグランドカバーにクラピアを植えました。 成長が早いと聞いていましたが、植え付けから1ヶ月驚くほど大きく育っています。植え付け後1ヶ月のクラピアの成長具合をご紹 […]
-
建築費用の追加と予想外の土留工事で、外構予算が厳しくなった我が家。外構仕様の仕分けとDIYで、土・コンクート工事は予算内に収める事ができました。 ここからは植木・植栽工事です。残り70万円で、どうやって約20坪の庭を希望 […]
広告
人気記事
-
大きなフルハイトの窓は開放的、冬でも日差しをたっぷり取り込めるので人気です。 しかし、綺麗な状態を維持するのは大変です。特に梅雨など長雨シーズンは、掃除しても掃除してもすぐに汚れます。 我が家は、中庭に面して「幅1.5m […]
-
今までガス・電気併用で生活してきた我が家にとって、オール電化は「理屈上は良い」と分かっていても「不安が残る」決断でした。そんなオール電化生活もようやく1年半が経過。 色々トラブルもありましたが、実際に暮らしてみて「オール […]
-
我が家は「携帯電波が入らない家」、新築の途中、窓・屋根・外壁が出来上がった時に発覚しました。フェムトセルの導入条件は、新築住宅には複雑でなかなか手続きが前に進みません。 引っ越しから3週間遅れでフェムトセルが稼働し、宅内 […]
-
「中央に大きな中庭がある平屋」という特殊な間取りで、家全体にWi-Fiを張り巡らすために、バッファローのWTR-M2133HSによるメッシュWi-Fiを選びました。 家中なんとか使える状態にはなりましたが、ランドリーや寝 […]
最新記事
-
連日猛暑が続く中、またも消費電力の記録を更新。それでも電気代は1.2万円と控えめ。良いかんじ、意外と安かった8月の電気代について紹介します。
-
7月の消費電力は過去最高の1000kWh超。それでも太陽光とV2Hのおかげで電気代は抑えめです。7月の電気代や設備の効果について紹介します。
-
連日の猛暑が続く中、南面の庭に植えたトクサが突然全滅。植木職人によると、猛暑以外にも法面というに場所にも原因があるとの説明。職人の説明をもとにトクサが枯れた理由を紹介します。
-
我が家は新築でオール電化を選びましたが、台風や落雷による停電はオール電化を選ぶ上で気になっていました。この記事では実際にオール電化を選んだ施主が、停電対策として考えた方法について必要な予算もあわせて紹介します。
広告