トップページ > エネルギー > 電気代

【3月の電気代】発電量が大幅に増加!それでも寒い日が続き電気代は2月同等

【3月の電気代】発電量が大幅に増加!それでも寒い日が続き電気代は2月同等

修理に出していたEVがようやく復帰。海外の部品が届かずで結局1ヶ月の入院でした。

発電量が増えはじめる3月。EVが復帰して太陽光・蓄電池・EV・V2Hのフルスペックで電気代削減に期待しましたが、残念ながら電気代は2月と変わらず。

3月の電気代をまとめます。

(参考)我が家の電気関連スペック

  • 電気契約:オール電化 10kVA
  • パワコン:トライブリッドパワコン
  • 太陽光発電:5.6kW
  • 蓄電池:4.9kWh
  • V2H:トライブリッドV2H
  • EV:日産ARIYA(2月は不在)
  • 床暖房:温水蓄熱式75畳(24時間自動運転)
  • エコキュート:460L

2024年3月の電気代

3月の電気代をまとめると以下の通りです。

エネルギーコストの内訳

消費電力は1,192kWhで2月(850kWh)に比べて4割増加(電気代は変わらず)。日数が多いことの他、EVの復帰も消費電力を増やした原因です。

昨年同月(708kWh)と比較すると7割増し。昨年の最高気温は15~20℃に対して今年は10℃前後と低く、床暖房やエコキュートの電力消費が大きくなりました。

合 計 28,584円 1,192kWh
電気代 17,251円 678kWh
自家消費 514kWh
売 電 ▲1,309円 77kWh
設備代 11,333円

※設備代に含まれるのは太陽光パネル、パワコン、蓄電池、V2Hの費用。補助金を差し引いた支払額を15年償却で計算しています。

購入電気の内訳

太陽光発電の増加やEVの復帰で昼間電力の購入割合は10.6%まで低下(2月は233kWhで35.8%)。消費電力が4割増えても電気代が変わらなかったのは、昼間電力の割合を減らせたことが要因です。

17,251円 678kWh
基本料金 2,952円
昼間電力 2,027円 72kWh
深夜電気 12,272円 606kWh

EVの走行電力

山梨方面への日帰り旅行や都内への往復など長距離の多い3月でしたが、平均電費は5.5km/kWhで1月と変わらず。暖房をエアコンからシートヒーターに切り替えた効果が継続してます。

電気代 4,635円 162kWh
走行距離 892km
平均電費 5.4km/kWh

※上の表(電気代と消費電力量)に含まれる電気自動車の電力だけを抜き出したもの。走行距離、平均電費はNissanConnectアプリによる。

結局電気代は2月と同じ

2月に比べると、「消費電力は4割増」「昼間電力は大幅減」「発電量は6割増し」でしたが電気代は280円UPと微増。

消費電力の増加分は発電増加である程度補い、昼間電力の削減で単価を下げて電気代はステイというイメージです。

消費電力の増加

3月は2月より2日多いので単純計算で消費電力は60kWh増。EVの走行電力で160kWh増え、V2Hの充放電ロス100kWhを加えると320kWhの増加です。

太陽光発電の増加

2月の発電量は370kWhでしたが3月は591kWhまで増加。3月に入って急激に増えました。

我が家は東側に山があるため太陽軌道の低い冬は発電量が極端に減ります。3月に入って午前中を中心に発電量が増えました。季節の変化を感じます。

昼間電力の購入減少

発電量の増加に伴い昼間電力の購入量が減少。さらにEVも戻り太陽光の余剰電力をEVに充電できるようになり売電も半分以下に減少。

通算でいくら安くなってるか?

EVが復帰しフルラインアップでのコスト試算です。

設備がない場合の試算

3月の消費電力からEV電力を除き、太陽光電力分を購入電力に置き換えた試算です。ガソリン代も同等走行距離で加算しています。

消費電力 1,014kWh EVの162kWhを除く
電気代 29,088円 昼7.5:夜2.5
ガソリン代 9,445円
合計コスト 38,533円

設備導入の効果

設備無しの合計コスト(38,533円)から3月の合計コスト(28,584円)を引いた結果、3月の導入効果は9,949円となりました。

太陽光の発電量が増えてきたので昼間電力の購入は大幅に減ります。これからはいかに蓄めて深夜電気を減らすかが決め手になります。

2024年3月のまとめ

3月の電気代についてまとめると次の通りです。

  • 設備代を含めた総コストは28,584円
  • EVによる燃料代メリットは4800円
  • 寒い日が続き床暖房・エコキュートの電気代は高いまま
  • 太陽光の発電増加で消費電力の増加分を補う
  • 昼間電力の購入量も10%まで低下

おすすめの節電アイテム(広告商品リンク)

スマホでON/OFFできる便利なスマートプラグですが、これは消費電力をモニターできる優れもの。これから新築の方には特におすすめです。

契約アンペア・太陽光パネル枚数・蓄電池容量は消費電力から判断するので、使用している家電の消費電力がわかることはとても重要。我が家は洗濯乾燥機・冷蔵庫・エアコンの消費電力をモニターしています。

新築前に、家電の消費電力を把握してはいかがでしょうか?

新着情報はSNSフォローで

  • Instagram
  • Pinterest
  • Twitter
  • ブログランキング・にほんブログ村へ

他の記事も読んでみませんか?

同じカテゴリーから探す

同じタグから探す

    条件を指定して探す