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【1月の電気代】太陽光が少なくて厳しい冬、太陽光・V2Hの導入効果も少なめ

暖房費がかさむ冬はオール電化には厳しい季節。太陽光・蓄電池・V2Hと設備を導入しましたが、太陽光の発電量が少ない冬は効果も大幅に減少します。1月の電気代をまとめます。

(参考)我が家の電気関連スペック

  • 電気契約:オール電化 10kVA
  • パワコン:トライブリッドパワコン
  • 太陽光発電:5.6kW
  • 蓄電池:4.9kWh
  • V2H:トライブリッドV2H
  • EV:日産ARIYA(66kWh)
  • 床暖房:温水蓄熱式75畳(24時間自動運転)
  • エコキュート:460L

2024年1月の電気代

1月の電気代をまとめると以下の通りです。

エネルギーコストの内訳

消費電力が1400kWhを超えました。床暖房の設定温度を上げたので、時間あたり消費電力は1kWh強まで上昇。床暖房だけで月間800kWh以上を消費しています。

合 計 36,920円 1,416kWh
電気代 25,587円 1,110kWh
自家消費 306kWh
売 電 ▲714円 42kWh
設備代 11,333円 在宅仕事

※設備代に含まれるのは太陽光パネル、パワコン、蓄電池、V2Hの費用。補助金を差し引いた支払額を15年償却で計算しています。

電気代の内訳

電気代の内訳では9割以上が深夜電気。深夜に電気自動車を70%まで充電し、昼間の電力や走行電力として活用し45%まで低下。毎晩25%分(20kWh弱)を購入・充電するイメージです。

電気代 25,587円 1,110kWh
基本料金 2,952円
昼間電力 2,481円 69kWh
深夜電気 20,716円 1,041kWh

EVの走行電力

1月の平均電費は5.4km/kWhで12月と変わらず。暖房をエアコンからシートヒーターに変更したところ電費が安定しました。1日あたりの走行距離は30kmと想定より多め。そんなに走っているイメージはないのですが。

電気代 4,635円 165kWh
走行距離 892km
平均電費 5.4km/kWh

※上の表(電気代と消費電力量)に含まれる電気自動車の電力だけを抜き出したもの。走行距離、平均電費はNissanConnectアプリによる。

消費電力が増加した理由

1月の消費電力は入居以来最大の1400kWhに達しました。昨年の1月は1084kWhで消費電力では3割増になります。増えた理由をまとめると次の通り。

消費電力増 +332kWh 24年1月-23年1月
走行電力 165kWh 892km@5.4km/kWh
V2H変換ロス 95kWh 交流-直流変換
消費増 72kWh

EVの走行電力

昨年1月はHV車だったので、EVの走行電力165kWhは純増。冬季は太陽光電力が少ないので、原則購入電力による充電になります。

V2Hによる変換ロス

トライブリッドV2Hは交流・直流変換時に電力の10%をロスします。589kWhの購入電力をV2H経由で充電したため、充電時に59kWh、家庭に戻す際に36kWhで合計95kWhをロスした計算です。

実質的な消費増は70kWh程度

床暖房やエコキュートの設定は昨年と変わらず。自動運転なので消費電力でも大きな変化はありません。1月から仕事は在宅のみとなったため、家での消費電力が増えたと考えています。

金額ベースでは大幅な減少

ただし、エネルギーコストとしては大幅な減少です。昨年1月のガソリンを含めた総額(45,500円)に比べると8,600円安くなりました。

ガソリンから電気への変更で走行コストが半減。さらに電力単価も7円以上下がっていることが要因です。

通算でいくら安くなってるか?

太陽光・蓄電池・EV・V2Hがない場合と比較して、設備導入による効果を確認します。

設備がない場合の試算

1月の消費電力からEV電力を除き、太陽光電力分を購入電力に置き換えた試算です。ガソリン代も同等走行距離で加算しています。

消費電力 1,236kWh 1416kWh-EV走行
電気代 34,341円 昼6:夜4
ガソリン代 9,340円 178円/L
合計コスト 43,680円

設備導入の効果

設備無しの合計コスト(43,680円)から1月の合計コスト(36,920円)を引いた、6,760円が1月の導入効果となります。

太陽光電力が少ない冬季としては想定の範囲内。太陽光電力が増加すると購入電力の削減、変換ロスの削減により導入効果は増加します。

2024年1月のまとめ

1月の電気代についてまとめると次の通りです。

  • 設備代を含めた総コストは36,920円
  • 消費量増加はEV電力・変換ロス・消費微増が原因
  • 電力単価下落・EV効果で前年比では8,600円減少
  • エネルギー設備無しに比べて6,760円の削減効果
  • 今後、太陽光電力の増加で削減効果は拡大

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