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床暖房の開始と発電減少で買電が増加、11月の電気代は45%UP

電気代が落ち着いたのも束の間、床暖房の稼働開始です。昨年は12月から動かしたので今年は1ヶ月早くスタート。新築から4回目の冬、ちょっと気が緩んでるのかもしれません。

11月は総消費電力:946kWh・支払電気代:1.6万円となり、冷暖房を使わなかった10月に比べて電気代は45%UPとなりました。

11月の電気状況について紹介します。

(参考)我が家の電気関連スペック

  • 電気契約:オール電化 10kVA
  • パワコン:トライブリッドパワコン
  • 太陽光発電:5.6kW
  • 蓄電池:4.9kWh
  • V2H:トライブリッドV2H
  • EV:日産ARIYA(66kWh)
  • 床暖房:温水蓄熱式75畳
  • エコキュート:460L

2023年11月の電気代

11月の売買電・自家消費状況を紹介します。オール電化+電気自動車のため、エネルギーコストは「支払電気代ー売電収入+設備費用(太陽光・V2Hなど)」で計算してます。

電気代と消費電力量

我が家は蓄熱式の床暖房なので、寒い時に動かすというより自動運転で常時稼働。11月頭から低温設定で24時間稼働を開始です。

金 額 電力量
買 電 16,170円 636kWh
自家消費 310kWh
売 電 ▲442円 26kWh
設備代 11,333円
合 計 27,062円 946kWh

※設備代に含まれるのは太陽光パネル、パワコン、蓄電池、V2Hの費用。補助金を差し引いた支払額を15年償却で計算しています。

電気自動車の電力

10月の平均電費は6.0km/kWhでしたが、11月は5.5km/kWhへ低下。朝夕の送り迎えが増えたことで暖房使用が増加。短距離が多く回生エネルギーも少な目です。

走行距離 1,320km
平均電費 5.5km/kWh
消費電力 240kWh 距離 ÷ 電費
電気代 3,199円 深夜電気単価

※上の表(電気代と消費電力量)に含まれる電気自動車の電力だけを抜き出したもの。走行距離、平均電費はNissanConnectアプリによる。

オール電化の冬の始まり

我が家の冬は電気代がかかります。一番の理由は暖房、他には給湯も電気代が上がる要因。さらに、今年からは電気自動車も追加になりました。

消費電力は再び1,000kWh弱

10月に746kWhまで下がった消費電力は、11月は946kWhで200kWhの増加。1,000kWhの大台に近づいてきました。

  • 床暖房の24時間稼働開始
  • エコキュートの消費電力増加
  • 電気自動車の電費悪化

※具体的な数字はありませんが食洗機(海外製70℃洗浄)も消費電力は上がってるはずです。

また、昨年と比較すると消費電力は4割(257kWh)増加。昨年11月は床暖房を使わなかったこと、車がガソリンだったことが原因です。

発電量は大きく落ち込む

10月は511kWh発電して喜びましたが、11月に入り発電量は大幅に減少。336kWhまで減りました。

日照時間や日射角度が変わった他、太陽の軌道が下がり南東の山陰に入る時間が増えたことも減少理由です。

電気自動車の電費はじわりとダウン

16km/kWhまで改善していたEVの電費は、11月に入り5.5km/kWhまで悪化。

朝夕が冷え込むにつれて、駅までの移動手段が自転車から車に変化しました。肌寒いのでついつい暖房を入れてしまいます。また、八ヶ岳への旅行も悪化の原因。現地での山道走行でかなり電費が悪化したようです。

EV・蓄電池は深夜電気主体に

9月までは太陽光電力をEV・蓄電池に充電し日没以降に使う、買電をミニマムにする運用でした。

発電量が激減したため運用を変更し、EVは深夜電気・蓄電池は太陽光の余剰電力で充電。「電気を買わない」から「「安い電気を買う」という変更です。

設備がなければいくらだったか?

太陽光やトライブリッド蓄電システムの効果確認です。消費電力が減っても売電が増えない点がポイントです。

太陽光・トライブリッド・EVがなければ?

設備がない場合のエネルギーコストは39,092円。電気代を12,030円削減できた計算です。深夜電気でも燃調費や再エネ賦課金は昼と同額で付加されます。購入電力が増える限り、削減額は小さくなります。

太陽光・トライブリッド・EV無しの試算

金 額 電力量
基本料金 2,952円 10kVA
昼 間 14,024円 390kWh
深 夜 15,616円 556kWh
ガソリン代 14,326円 77.6L
合 計 39,092円 946kWh

(計算方法)自家消費をゼロにし昼間電力で追加、売電収入もゼロにしてます。EVの消費電力を深夜電力から引いて代わりにガソリン代を追加。

売電がなくなればいくら?

11月も太陽光の自家消費率は9割を超えました。昨年の自家消費率は6~7割だったので、EV・V2Hが機能していることがよく分かります。

売電分を自家消費した場合の試算

金 額 電力量
売 電 442円 26kWh
自家消費 ▲913円
差し引き ▲471円

通算でいくら安くなってるか?

今年1月以降のエネルギーコスト削減額をまとめてます。月によって設備の状況が違うので今年は目安です。

(参考)設備導入の経緯

  • 1月〜5月:太陽光・蓄電池・ハイブリッド車
  • 6月:太陽光・蓄電池・EV
  • 7月以降:太陽光・蓄電池・EV・V2H

11月までの通算エネルギー代

設備代を含めた通算のエネルギーコストです。

11月のエネルギーコストは大幅に上がりましたが、月平均のエネルギーコストは大きく変わりませんでした。先月時点で25,837円だったのが、11月は25,948円で微増という結果です。

  • 1月〜11月の総エネルギー代:285,430円
  • 車以外の電気代:135,217円
  • 売電額:▲32,572円
  • ガソリン代(~5月):46,975円
  • EVの電気代(6月~):15,251円
  • 設備代:121,000円

11月までの通算削減額

設備・EVがない場合を試算すると、1月~11月のエネルギーコストは369,564円。設備費用を含めて1~11月で「84,215円」とようやく大台に乗りました。

5月までのガソリン代46,975円が含まれているので、EVに置き換え場合の削減額は13万円前後となります。

まとめ

最後に11月電気代についてまとめます。

早くも床暖房を稼働した11月のポイントは次4点です。

  • 床暖房の稼働開始で先月比200kWhの消費増
  • 昨年比では床暖房とEVで257kWhの消費増
  • 11月の発電量は発電時間の減少から激減
  • EV・蓄電池の充電で深夜電気を活用する運用に

冬本番に向けて消費電力はさらに増加します。2月のピークには1400kWhぐらいまで増える見込みです。

最後まで読んで頂きありがとうございます。他の月については、タグ「毎月の電気代」からどうぞ。

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