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8月の電気代 猛暑でエアコンがフル稼働!それでも電気代は1.2万円

8月の電気代 猛暑でエアコンがフル稼働!それでも電気代は1.2万円

東京では52日連続で猛暑日が続くなどとにかく暑かった8月。7月に消費電力が過去イチを記録した直後、8月はそれを上回る1341kWhです。

暑さ以外にも、夏休みの連休で「家での調理が増えた」「暑い中の外出でEVの電費が悪化した」といったことも消費電力が増えた要因です。

消費電力の多い少ないは、気温だけでなく休日の数にも影響されるということがよくわかる結果です。8月の電気代をまとめます。

(参考)我が家の電気関連スペック

  • 電気契約:オール電化 10kVA
  • パワコン:トライブリッドパワコン
  • 太陽光発電:5.6kW
  • 蓄電池:4.9kWh
  • V2H:トライブリッドV2H
  • EV:日産ARIYA(66kWh)
  • 床暖房:温水蓄熱式75畳
  • エコキュート:460L

2023年8月の電気代

最初に8月の電気代、消費電力量、電気自動車で使った電力量についてまとめます。

我が家はオール電化なのでガス代は不要、電気自動車でガソリン代も不要、太陽光など設備費用を含むので正味のエネルギーコストになります。

電気代と消費電力量

金 額 電力量
買 電 14,395円 639kWh
自家消費 702kWh
売 電 ▲1,853円 109kWh
設備代 11,333円
合 計 23,875円 1,341kWh

※7月に比べて売電が半分に減りました。発電量811kWhの86%を自家消費。良いかんじ。

※設備代に含まれるのは太陽光パネル、パワコン、蓄電池、V2Hの費用。補助金を差し引いた支払額を15年償却で計算しています。

電気自動車の電力

走行距離 1,260km
平均電費 4.6km/kW
消費電力 274kWh 距離 ÷ 電費
電気代 4,869円 深夜電気単価

※上の表(電気代と消費電力量)に含まれる電気自動車の電力だけを抜き出したもの。走行距離、平均電費はNissanConnectアプリによる。

消費電力の記録更新

先月過去イチを記録した消費電力量ですが、8月はさらに記録を更新しました。原因は次の3つです。

記録的な猛暑続きの8月

原因の1つは猛暑日続きによるエアコン電気代の増加。

我が家の地域は海に近い田舎なので、同じ神奈川でも横浜など都心部に比べれば気温は若干低め。それでも最高気温が30度を下回る日は1日もありませでした。

犬がいるのでエアコンを切るわけにもいかず。200Vの大型を含む3台のエアコンを23度設定で止めることなく動かし続けた結果、消費電力は先月よりも増加しました。

自宅調理が増加

2つ目の原因は自宅調理の増加。オール電化だと調理の増加は電気代に直結します。

夫婦共働きなので、平日は家で昼食を食べることはありません。夏休みの間は家で昼食を取ることが増えるので、IHヒーター・電子レンジ・食洗機など調理家電を中心に消費電力が増えました。

また、時間にゆとりが出るので朝食・夕食も少し手の込んだものになります。結果、食事に関わる消費電力はかなり増えたと感じています。

EVの消費電力は変わらず

3つ目の原因はEVの消費電力。走行距離は微減でしたが、電費が悪化して消費電力は7月より増加しました。

我が家の地域はいわゆる「夏の観光地」です。至る所が大渋滞なので車(EV)での外出は減るだろうと予測していました。

実際は、時間をずらすために朝夕2回に分けて出かけていたので、外出内容のわりに走行距離が多い印象です。月間走行距離は1,260kmと、前月の1,336kmと比べてそれほど変化なし。

また、外気温が高くエアコンもフル稼働。7月の電費(5km/kWh)に比べて8%ダウンの4.6km/kWhまで電費が悪化しました。

設備がなければいくらだったか?

高額な太陽光やトライブリッド蓄電システムの効果確認です。発電量が多い時期なので、昼の電気を貯めて夜に使えると効率よく自家消費を増やせます。

太陽光・トライブリッド・EVがなければ?

太陽光・トライブリッドの効果確認です。合計金額41,652円で設備ありに比べて17,777円も割高。導入効果は十分です。

(計算方法)自家消費をゼロにし昼間電力で追加、売電収入もゼロにしてます。EVの消費電力を深夜電力から引いて代わりにガソリン代を追加。

太陽光・トライブリッド・EV無しの試算

金 額 電力量
基本料金 2,952円 10kVA
昼 間 17,794円 756kWh
深 夜 4,935円 397kWh
ガソリン代 14,323円 74.1L
合 計 44,652円 1,067kWh

売電がなくなればいくら?

8月は売電量が少なく、ほぼ自家消費できました。そのため、全てを自家消費しても大きな変化はありません。

売電分を自家消費した場合の試算

金 額 電力量
売 電 1,853円 109kWh
自家消費 ▲3,503円
差し引き ▲1,650円

通算でいくら安くなってるか?

今年1月からの電気代、電気代削減額をまとめました。月によって設備の状況が違うので、今年はあくまで目安です。

(参考)設備導入の経緯

  • 1月〜5月:太陽光・蓄電池・ハイブリッド車
  • 6月:太陽光・蓄電池・EV
  • 7月以降:太陽光・蓄電池・EV・V2H

8月までの通算エネルギー代

太陽光などの設備代を含めた通算のエネルギーコストです。ガソリン代のウェイトが大きく月平均では28,000円。

冬に向けて冷暖房費が下がること、ガソリン代がなくなることを加味すると月平均は下がっていく見込みです。

  • 1月〜8月のエネルギー代:214,192円
  • 車以外の電気代:103,346円
  • 売電額:▲30,787円
  • ガソリン代(~5月):46,975円
  • EVの電気代(6月~):7,658円
  • 設備代:87,000円

8月までの通算削減額

設備・EVがない場合を試算すると、1月~8月のエネルギーコストは「259,586円」でした。
設備費用を含めても1~8月で「45,394円」の削減です。(1~5月のガソリン代が足を引っ張ってます。)
太陽光の発電量が大きいこと、エアコンによる消費電力の増加で、7月以降は削減額が大きく伸びています。

まとめ

最後に8月電気代についてまとめます。800kWhもの発電量がありながら自家消費率86%は、蓄電池・EVの効果がよく出た結果です。

  • エネルギーコストの総額は23,875円
  • 太陽光発電は順調だが、猛暑で冷房・EVの消費電力が大きかった
  • 自家消費率は86%と高く、電気代を抑える効果は十分
  • 8月までの通算エネルギー代は 214,192円
  • 8月までの通算削減額は 69,278円

最後まで読んで頂きありがとうございます。他の月については、タグ「毎月の電気代」からどうぞ。

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